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胎教にはこんなすごい効果があったんだ!先輩ママが実践した方法をご紹介!

出産/妊娠
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「胎教」と漢字で書くとなんだか堅苦しく感じますが、みなさんはどんなことが「胎教」だと思いますか?

私が実際やってみて思ったのは 、ズバリ!おなかの赤ちゃんとのコミュニケーションだな、ということです。

生まれる前から赤ちゃんとコミュニケーションが取れるなんて、なんだかうれしいですよね。

今回は、「胎教」の効果や、具体的にどんなことをしたか、そしてどんな効果があったのかなどをご紹介します!

「胎教」とは?

胎教が赤ちゃんに良い影響を与えるのはなんとなく知っているけれど、そもそも「胎教」って何かしら…?!と疑問に思っているママも多いのではないでしょうか?

デジタル大辞泉によると「胎教」とは『妊婦が精神安定に努めて、胎児によい影響を与えようとすること』とあります。

これはつまり、ママの心を安定に保つことで、赤ちゃんもまた安定した状態で成長できる、ということですね。

おなかの中にいても、赤ちゃんは全身でママの気持ちを感じ取っています。ママの赤ちゃんを慈しむ気持ちや声掛けが、赤ちゃんとの絆をさらに深いものにするんですね。

「胎教」とは、まさにママと赤ちゃんとの“絆を深めるためのコミュニケーション”と言えますね。

「胎教」はいつごろから始めるの?

安定期に入る妊娠5カ月頃は、おなかの赤ちゃんの聴覚が発達してくる時期。

この頃から、朝起きたら「おはよう」、美味しいものを食べたら「美味しいね」など、赤ちゃんに話しかけることが「胎教」を始める良いきっかけになりますね。

この時期はまだ、ママの心臓の音や血液が流れる音などによって、赤ちゃんには外の音も水の中で聞いているような感じにしか聞こえていません。

妊娠8カ月頃になると聴覚がさらに発達してくるので、ママの声もしっかりと聞き取れるようになります。

このようなことからも、「胎教」を始めるなら妊娠中期がおすすめのタイミングと言えるでしょう。

ママの気持ちの安定が「胎教」につながる

“「胎教」には、医学的に効果があるの?”とまだまだ疑問をお持ちのママもいるのでは?

「胎教で天才になる」、「夜泣きをしない子になる」などといった効果を聞いたりしますが、これらは育った環境にもよるため一概に効果があるとは言えません。

ただし、ママの精神状態がおなかの赤ちゃんに伝わるのは医学的にも明らかにされています。

例えば、ママがストレスを感じると、ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」が分泌されます。

妊娠中に慢性的なストレスがあった場合、この「コルチゾール」が分泌され続け、おなかの赤ちゃんの心拍数や胎動が減るというデータがあります。

「コルチゾール」は本来、胎盤でブロックされますが、妊娠初期などで胎盤が未完成だったり、合併症などによりうまく機能していない場合、赤ちゃんに伝わってしまうことがあります。

このようなことから、赤ちゃんに良い影響を与えるようママが気を付けて生活することが「胎教」につながると言えますね。

「胎教」をはじめてみよう!

「胎教」と言ってもいろいろな方法があります。

次に、どんな「胎教」があるか具体的に挙げてみましたので見ていきましょう。

「おはよう」のあいさつなど、赤ちゃんに話しかける

「おはよう」や「おやすみ」などのあいさつから始めるのがスタートしやすいでしょう。

ママが楽しい、うれしい時は「楽しいね~」「ママ、うれしいな~」と話かけるのもいいですね。

おなかの中で聞いたママの声は、赤ちゃんにとって「聞くと安心する声」ですから、赤ちゃんが泣いている時ママが話しかけると泣き止むというのも、そんな「胎教」の効果と言えますね。

ちなみに私の経験ですが、私が部屋にいないとすぐ泣いていたうちの子は、私が声をかけながら部屋に入ると必ずと言っていいほど泣き止んだものでした。

また、妊娠中、まだ子どもの名前が決まっていなかったこともあり、ニックネームをつけておなかにいるわが子に話しかけていましたが、出産後、たまにこのニックネームで呼ぶと、必ずと言っていいほど私の目を見てニッコリと笑ってくれました!

ニックネームを覚えていたのかな~とうれしくなったものです。

こんなことからも、ママと赤ちゃんの絆が深まることが分かりますね。

好きな音楽を聴く

クラシック音楽など、「胎教」に良いと言われる音楽だけでなく、ママが心から心地よいと感じる音楽や歌が一番です。

おなかの赤ちゃんはママの精神状態を敏感に感じ取っていますから、ママが好きな音楽を聞いてリラックスすれば、赤ちゃんもおなかの中で安心できるというものです。

そういった意味でも、音楽をうまく取り入れているのはおすすめですね。

おなかをなでたり、軽くポンポンする

胎動を感じたら、おなかをなでたり、軽くポンポンと叩いてみましょう。

赤ちゃんが返してくれたら、言葉のキャッチボールならぬ、“ポンポン”キャッチボールができますね。

私も6カ月の頃、夜寝る時に、「そろそろ胎動があるのかな」と何気なくおなかをポンッと軽く叩いたら、蹴り返してくれました!その時の気持ちは、最高にうれしく、楽しく、そして感動!!10分くらい「ポンポン」のキャッチボールが続きました。

それ以来、朝は「おはよう」、夜は「おやすみ」のほか、話しかけながらお腹をさすったり、ポンポンしたりとさらに積極的なコミュニケーションを図るようになりました。

ママがうれしいと感じると、「ドーパミン」や「β-エンドルフィン」などの幸せホルモンが分泌され、それが赤ちゃんにも伝わりますから、是非やってみてほしいと思います。

ママとしての自覚も育てる「胎教」

胎教は、赤ちゃんのためだけのものでしょうか?

いいえ、違います。

おなかの中にいる頃から、赤ちゃんを意識した生活をし、話しかけることは、「母親としての自覚」を養うことにもつながると思います。

「胎教」は、その自覚を促す手段と言ってもいいかもしれませんね。

子育ては、長期戦です。子どもが大きくなり、一人で歩いていけるように愛情をかけ、時には厳しくすることもありますね。

でも、子どもがどんな時も、自分の人生を精いっぱい生きられるように導くためには、親子の絆が必要になってきます。

その絆を作るのが「胎教」なのではないかと思います。

ですから、みなさんにも是非、「胎教」を通して、親子の絆を感じてみてほしいと思います。

そしてきっと、あなただけの「胎教」があると思います。

私の経験談 ~どうして「胎教」をしてみようと思ったか~

私が“「胎教」をやってみよう!”と決心したのは、まだおなかに赤ちゃんがいない時。

独身だったか、結婚していたかは定かではありませんが、お笑いコンビ「ハイヒール」のモモコさんが第1子の胎教をした時の話をTVで知ったことからでした。

その「胎教」とは、おなかの赤ちゃんに話しかけること。

「おはよう」「おやすみ」のあいさつから始まって、ご飯が美味しかったら「この焼き魚は美味しいよ♪」、お天気が良かったら「いいお天気だね~」といった具合に話しかけるというものでした。

モモコさんは、この「胎教」を実践したことで、お子さんとの絆を強く感じたと言っていました。

そうこうするうちに、私も結婚、妊娠。安定期に入りると、まるでもう赤ちゃんが生まれて、そこにいるように話しかけている自分がいました。

これは出産後、何かにつけ子どもに話しかける癖がついたので、とてもよかったと思います。

ぎゅーと抱っこしたり、手をつなぐというようなスキンシップに加え、この「話しかけること」は親子の絆を深めるのに、とてもおすすめです。

親子といえども、違う人間同士。

自分の気持ちを穏やかに、且つ率直に話すのはとても大切なことです。

ですから、子どもにもそのように話しかけるようになったのは、とてもよかったと思います。

そして、「胎教を始めてみよう!」でも書いてある「ポンポンキャッチボール」もおすすめ!

これは、ママだけにしか味わえない最高に楽しく、うれしい「胎教」です。

言葉以外でも通じ合うんだ!と実感できますよ。是非、やってみてくださいね!

まとめ

「胎教」と聞いて思い浮かぶのが、盲導犬のこと。

盲導犬候補として生まれた子犬は生後2カ月の頃から、盲導犬として生きていけるよう、ボランティアの家庭で一緒に生活しながら人間社会でさまざまな経験を積みます。

そして、その間は家族として一心に愛情を受ける期間でもあります。

その後、盲導犬として働きますが、どんなに辛くてもこの「愛情を受けたこと」によって耐えることができるそうです。

「胎教」もまた、子どもが困難にぶつかりながらも歩いて行けるためのものなのではないかと思います。

もし今、妊娠中のママたちで子育てに不安をお持ちの方がいたとしたら、是非「胎教」をやってみてほしいと思います。

おなかの赤ちゃんとの絆づくりになると思いますよ。

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こまゆ

こまゆ

エレキギターの音色とピラティスを愛する、中学生の子育て中ママです。役立つのはもちろんのこと、読んで下さったママたちが温かい気持ちになり、元気が出る記事を書いていきたいと思っています。

時には、自ら経験したエピソードも盛り込みながら、“正しく、読みやすい”を心がけてまいります。