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夜中の授乳は必要なの?赤ちゃんに適正な授乳時間間隔とは?

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夜中の授乳は必要なの?

結論から言うと母乳育児を持続させたいなら必要です。なぜなら夜の11時から朝の5時は母乳分泌を活発にするホルモンが昼間の1.5倍になります。ですのでこの時間帯にしっかりと授乳することで母乳の量や質が安定するのです。

逆にこの時間帯に授乳をやめてしまうと母乳の量が減ってしまったり、長時間おっぱいの中に母乳が溜まって古くなり質も悪くなってしまうので、母乳育児を安定させたい人にとって夜中の授乳は必須ともいえるでしょう。

でも赤ちゃんが夜中にお腹が空いて何度も起きてしまうということは、赤ちゃんも睡眠を妨げられて辛いんじゃないかと心配になりますよね。でも安心してください。

生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんはまだ昼夜の生活のリズムができておらず約1〜3時間おきにお腹が空き、おっぱいやミルクを飲んだらまた寝るといった寝たり起きたりのサイクルが普通であり正常です。

ですので赤ちゃんが睡眠不足になってしまうといった心配はいりませんし、夜中に起きてしまうからといって健康を損なうということもけしてありません。むしろ赤ちゃんが夜起きることは正常な身体のリズムで動いている健康な身体という証拠なのです。

赤ちゃんが夜ぐっすり眠ってくれるからミルクの方が良いのでは?

母乳は消化が早いのですがミルクは腹持ちが良いため、寝る前にミルクをたっぷり飲むことで夜中にお腹が空いて目覚めることもなく朝までぐっすり眠ってくれることが多いです。

ではママも赤ちゃんもぐっすり眠れるなら夜はミルクの方がベストなのでは?と思いますよね。

でも先述したように、新生児から生後3ヶ月くらいまでの自然な体内時計のリズムを無視して夜に眠り続けてしまうと、後々に反動として様々な症状が現れてしまうこともあります。

例えば月齢が進んで大きくなってから夜中によく起きるようになってしまったり、酷い夜泣きをするようになることもあります。

また本来なら起きているはずの時間に寝てしまっていると、成長に必要な脳への刺激が少なくなってしまい赤ちゃんの正常な成長を妨げてしまう恐れもあります。

そして母乳の面でも約3時間おきの割合の授乳は、最も濃度や質の高い母乳を毎回作ることができる理想的な授乳間隔でもあるのです。

ですので赤ちゃんの自然な体内時計のサイクルに合わせておっぱいをあげることが最も栄養状態の良い母乳を赤ちゃんに与えることができるのです。

ママの健康上、夜中の授乳ってどうなの?

ミルクなら赤ちゃんだけでなくママも朝までぐっすり眠れるしママの体力を回復させるためにはミルク育児の方が楽で良いのでは?と思いますよね。

ですが母乳育児中のママの身体というのは細切れの睡眠でも健康を損ないにくい仕組みがきちんと備わっています。

これは母乳分泌のホルモンであるプロラクチンの作用によるものです。先述したように母乳分泌ホルモンは夜中に多く分泌されます。この母乳分泌ホルモンであるプロラクチンにはママの身体をリラックスさせ、短時間でも深い眠りに入り身体を回復させるという作用があるのです。

ママの身体というのは赤ちゃんを守り育てるための体力はけして失わせないような機能がもともと備わっているということなのでしょうね。

プロラクチンが疲れを取る作用があることからも、夜中に授乳をする方が身体の機能が活発化し、むしろ体調も良くなるともいわれています。

逆に完全ミルク育児の場合、プロラクチンの分泌も減っていってしまうので夜中の授乳(ミルク)は疲れも取れず慢性的な睡眠不足に陥りやすくなってしまいます。

もちろんおっぱいがどうしても出ないなど人それぞれ様々な事情があります。けしてミルク育児がいけないということではありません。しかし母乳育児と比べるとミルク育児はプロラクチンの恩恵を受けられないまま夜間授乳を続けなくてはいけないということです。

このことからもけしてミルク育児がママにとって楽な育児方法ではないといえます。

 

赤ちゃんの月齢別 授乳回数の目安は?

新生児〜4ヶ月くらいまで

この頃の赤ちゃんは1〜3時間おきに寝たり起きたりを繰り返し昼夜のリズムがまだ定まっていません。

ですので赤ちゃんが起きて母乳を欲しがって泣けばその度に飲ませても構いません。

1日約8回〜12回ほどが授乳回数の目安です。

体重の増え方も1週間に300gづつ増えているようなら赤ちゃんに十分栄養が与えられていて授乳ペースに問題なく順調といえます。

生後5ヶ月〜12ヶ月くらいまで

生後5ヶ月くらいから離乳食が始まってきます。

とはいえ最初の頃は離乳食はきちんとした食事というより、口から食べ物を食べる練習やお遊びといった感じなので並行して母乳もあげることになるでしょう。

成長と共にハイハイや寝返りなど動きも活発になり運動量が増えるため、お腹が空いて離乳食が進んだり、1回の授乳時間が長くなってたくさん母乳を飲むようになってきます。

その分、1日の授乳回数は4〜5回ほどに減っていくでしょう。

1歳以降 幼児期

1歳からは「乳児」ではなく「幼児」になります。

この頃から離乳食ではなく普通の食事が食べられるようになってきて母乳ではなく食事から栄養がとれるようになります。

この頃の赤ちゃんにとって母乳は栄養補給というよりも精神安定剤のような役割に近くなります。寝かしつけの時や泣きぐずる時などおっぱいを飲むと自然と落ち着いて眠りについてくれたりします。

しかし成長とともにその役割も徐々に薄れてくるようになり、おっぱいを飲んでもなかなか寝付かなくなったり寝付いてもすぐ起きてしまったり、泣き止まなくなってきたらおっぱいの役目が終わりに近づいている兆候でしょう。そろそろ卒乳・断乳を具体的に考えて進めていく時期かもしれません。

ただし、こうした流れは赤ちゃんによって個人差が大きいです。1歳になるより前、なかには早い子だと生後5ヶ月くらいから母乳を拒否し出すような子もいれば、2〜3歳過ぎてもまだまだおっぱいを欲しがる子もいるなど様々です。

一般的に平均すると1歳から2歳の間で卒乳・断乳する子が多いですが、WHOのガイドラインでは2年かそれ以上母乳をあげることが子供が心身ともに健康に育つこととして積極的に推奨しています。

ですので周りと比べて焦って断乳したりすることはありません。あくまでママや赤ちゃんのペースに合わせて無理せず進めていってください。

夜中の授乳はいつまで続けなければいけないの?

夜中の授乳に生後いつまでといった決まりは特にありません。

一般的に母乳は消化が良いためすぐにお腹が空いてしまい夜中に目が覚めておっぱいを欲しがるものです。

しかし夜中の授乳の有無は赤ちゃんによって個人差が大きく、たとえ母乳育児で低月齢であっても夜ぐっすりの子もいますし、ミルクでも夜中に必ず起きてしまう子もいます。

ですので赤ちゃんのペースに合わせることだけを考えるなら、夜中の授乳がいつまで続くのかは赤ちゃんによるとしかいえません。

しかし当たり前ですが断乳してしまえば必然的に夜中の授乳も確実に終わります。

離乳食の頃や1歳以降など、卒乳・断乳に近づいている時期なら、まずは夜間だけ断乳をしてみることで完全な断乳へと自然にフェードアウトしていきやすいでしょう。完全な断乳のための第一歩として、まずは夜中の授乳をやめてみるというのも良い方法だと思います。

まだそういった時期ではないけれどママの体調的にどうしても夜中の授乳は辛いということなら無理はせずに夜寝る前だけミルクにしたり、可能なようなら夜中のミルクはパパにお願いしてみるというのもいいと思います。

まとめ

いかがでしたか?

夜中の授乳は赤ちゃんの健康のためにとても大切なことです。

ママにとっては大変な時期ですがいつか必ず終わりは来ます。

その日まで頑張って乗り切りましょう!

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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。