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美容オイルの使い方【基礎から応用まで!】使い方をまちがえると老化肌に><

健康/美容
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美容オイルの基本的な使い方

美容オイルはさまざまな使い方がありますが、基本的な使い方は次の5つになります。

スキンケアの最後につける

ひと通りいつものスキンケアをしたら、その最後に美容オイルをつけましょう。

美容オイルの成分は人の皮脂膜に近い働きを持つものが多いので、刺激や乾燥からしっかり肌を守りながら、肌の水分や油分をバランスよく保つことができます。

洗顔後にすぐつける

洗顔後は普通、化粧水をつけるというのがスキンケアのセオリーです。

でも乾燥している肌は角質層の細胞と細胞の間に隙間ができてスカスカの状態になっているため、固くごわつきカサついています。

ここにいきなり化粧水をつけてもきちんと肌に浸透しにくくなっているんです。

でも洗顔後すぐにオイルを使うことで、スカスカの細胞間を埋めて柔らかく吸収しやすい肌にしてくれます。

するとその後の化粧水や美容液の浸透力がグンとUPしますよ。

いわゆるブースターの働きをしてくれるのがこの使いというわけです。

化粧水の後につける

スキンケアの流れに美容オイルを組み込む方法です。おすすめは化粧水→オイル→美容液の順でつけること。

肌表面に化粧水の水分が少し残っている状態でオイルをつけると肌なじみが良くなり、さらにその後の美容液の浸透が高まり、それぞれのアイテムの相乗効果が得られます。

つける時、目元や口元は皮脂分泌がほとんどなく乾燥しやすい部位なので、少し多めにつけるようにしましょう。

スキンケアやファンデに混ぜて使う

化粧水や美容液などにオイルを1〜2滴混ぜることで、より保湿力がグレードアップします。

どうしてもオイルのベタつきが苦手という人におすすめの使い方です。

また乾燥肌の人や寒い冬の時期は乾燥が原因で化粧崩れを起こしやすくもなります。特にカサついている肌はファンデのノリも悪くなりがち。

そこで、いつものリキッドやクリームファンデに極少量(1滴ほど)の美容オイルを混ぜてからつけてみてください。

自然なツヤと潤いのある質感の肌がすぐに出来上がります。

皮脂崩れが出やすいTゾーンは少なめにつけたり、上からフェイスパウダーを重ねるようにしましょう。

肌の乾燥の度合いによって量を調節してみてくださいね。

マッサージオイルとして使う

洗顔後の肌にたっぷりオイルを使ってマッサージしましょう。

マッサージ後は蒸しタオルを顔におくとオイルの美容成分が肌にしっかり浸透します。

疲れて固くこわばっていた肌が柔らかくつややかになりますよ。週に1度のスペシャルケアとして習慣づけるといいですね。

特におすすめはお風呂に入りながらマッサージすることです。

湯船の湯気で蒸しタオル効果もあるので、マッサージ後はぬるつきのない程度にお湯で洗い流すだけでOK。

洗顔→オイルマッサージ→お風呂から上がったらスキンケアの順です。

この使い方の場合はお風呂上がりのスキンケアのオイルは省いてもかまいません。

肌質別 美容オイルおすすめの使い方

さらにここからは肌質別のおすすめの美容オイルのスキンケア方法をご紹介しましょう。

乾燥肌

肌がカサつきやすく乾燥しやすい肌質の人は、先にご紹介した5つの基本的な使い方のうち、『1.スキンケアの最後につける  』『5.マッサージオイルとして使う』までフルセットでやってみてください。

頑固なカサカサ肌がしっとり潤いのあるなめらか肌になっていきますよ。

特に『4.スキンケアやファンデに混ぜて使う 』のスキンケアやファンデに混ぜる量は少し多めの3滴くらいにしてみましょう。

そして『1.スキンケアの最後につける  』のスキンケアの最後に使うことも忘れずに。

また『5.マッサージオイルとして使う』のオイルマッサージの後のスキンケアは基本的にはオイル不要ですが、保湿力が物足りないと感じる時はスキンケアの最後にオイルを1滴つけるようにしましょう。

インナードライ肌・混合肌

肌の表面は脂っぽいけど、カサついたりゴワついたりしてニキビができやすい肌質の人には、『2.洗顔後にすぐつける 』『3.化粧水の後につける  』もしくは『2.洗顔後にすぐつける 』『4.スキンケアやファンデに混ぜて使う 』の使い方がおすすめです。

肌表面のベタつきが気になる人は『4.スキンケアやファンデに混ぜて使う 』の使い方なら使用感のベタつきも気になりません。

インナードライ肌や混合肌の場合、表面の過剰な皮脂は肌内部の水分不足が原因です。

しっかり『2.洗顔後にすぐつける 』のブースターの使い方で化粧水の水分をしっかり内部に送り込むようにしましょう。

また美容オイルで程よい油分を与えることで、過剰な皮脂分泌を抑えることにもなります。

特に秋冬の乾燥する季節には『5.マッサージオイルとして使う』のオイルマッサージも取り入れるようにしましょう。

この肌の場合は、お風呂上がりのスキンケアのオイルは必要ありません。

オイリー肌

顔全体がベタつきやすく化粧崩れやニキビが出来やすい肌質の人はただでさえ肌が油っぽいのにオイルをつけるなんて…と思わずためらってしまいますが、オイリー肌にもおすすめの使い方があります。

『3.化粧水の後につける  』の化粧水の後にオイルを1滴ほどを薄く肌に伸ばして、この後美容液(油分少なめかオイルフリータイプがベスト)もしくは再び化粧水を重ねましょう。

もしこれで過剰な皮脂分泌がおさまってくるようならばオイリー肌ではなくインナードライ肌である可能性があります。

その場合はインナードライ肌のケアに切り替えましょう。

実は成人女性のオイリー肌というのはごく少数なので、もしかすると自分の肌質を勘違いしているだけかもしれないんです。

肌質チェックも兼ねて、ぜひこの方法を試してみてくださいね。

他にもいろいろ!美容オイルの使い方〜応用編〜

美容オイルには他にもさまざまな使い方があります。

頭皮マッサージ

肌と同じく頭皮が固くなっていたり感想が気になるときにおすすめ。

500円玉大のオイルをシャンプー前の頭皮になじませ、約2〜3分ほどマッサージしましょう。

その後は普通にシャンプーをしてください。

毛穴に詰まった汚れや皮脂も取り除けるので、健康で綺麗な髪の毛の発育を促してくれます。

頭皮の臭いが気になるという場合にもおすすめです。

オイルヘアトリートメント

洗面器にお湯をはり、その中に数滴オイルを入れて混ぜ、シャンプーした後の髪を洗面器の中につけ込みましょう。

なるべく頭皮よりも毛先を重点的になじませましょう。

洗面器に残ったオイル入りのお湯は、体を洗った後に最後の仕上げで体にかけるとボディケアも出来て一石二鳥です。

ボディも乾燥しやすい人におすすめです。

ドライヤー前の髪の保護

髪を洗ってタオルドライした後、髪が生乾きの状態の時に手のひらにオイルをなじませて、毛先を中心に髪の毛になじませましょう。

その後ドライヤーで乾かすだけでパサつきやすい毛先もしっとりとなめらかな髪に仕上がります。

オイルの量は毛量や長さにもよるのではっきりとした分量は言えませんが、多すぎるとベタベタの髪になってしまうので最初は少量から試して、自分に髪にあった適量を見つけてくださいね。

バスオイル

湯船にたらしてバスオイルとして使いましょう。全身の乾燥ケアができる入浴剤が簡単にできあがりますよ。

期限が切れそうだけど中途半端に余ってしまったオイルなどなら無駄なく使えますね。

ボディマッサージ

美容オイルは顔にも体にも使用できるものが多く、伸びや滑りが良く肌に摩擦がかかりにくいことから、ボディマッサージに使いやすいでしょう。

マッサージすることで肌のケアだけでなく、むくみや冷えの改善もでき、全身の痩身効果も期待できますし妊娠線予防にもなりますよ。

好みの香りのオイルでゆったりマッサージしてみましょう。

毛穴の黒ずみや汚れを取り除いて古い角質を柔らかくする

美容オイルは肌なじみが良いので毛穴の奥まで入り込みやすく、汚れや詰まりを取り除きやすいという特徴があります。

同時に美容オイルはごわついた古い角質を柔らかく剥がれやすくしてくれる効果もあります。

美容オイルでクルクルと円を描くようにマッサージしながら汚れを取り除いていきましょう。

マッサージ前は必ず蒸しタオルやスチーマーなどで毛穴をしっかり開かせてから行いましょう。特に小鼻やTゾーンは念入りに。

その後、再び蒸しタオルで抑えて優しく拭き取るか、洗顔をしましょう。

美容オイルの間違った使い方

このように美容オイルは顔だけでなく体や髪の毛など全身に使える万能アイテムです。

でも美容オイルは肌に良質なものとはいえ、一応「油」なので、間違った使い方をすると肌老化を招く可能性があります。

間違った使い方とは「美容オイルのみ」のスキンケアにしてしまうこと。

特に注意したい間違った使い方

  • 乾燥肌が酷いからといって、美容オイルのみのスキンケアにすると水分不足になり、肌トラブルや老化を招きやすくなります。一見、オイルのおかげで表面的には潤って見えるので安心してしまうけれど、実は乾燥しているという状態に。
  • インナードライ肌や混合肌は美容オイルのみのケアにすると、毛穴が詰まりやすくなりニキビが出来やすくなることも。この肌質は皮脂分泌もそれなりにあるので、オイルのみのケアだと油分が過剰になり、肌内部の水分不足状態を悪化させたり、その皮脂が毛穴を詰まらせてしまう原因にもなります。
  • 使用期限が過ぎた劣化したオイルや酸化したオイルを使うことで肌トラブルが起こりやすくなります。劣化や酸化したオイルは肌にとって刺激となり、赤みやかぶれなどの肌トラブルの原因になるのです。特に妊娠中や産後の敏感肌ママさんたちは注意しましょう。必ず使用期限を守り、開封後はなるべく早めに使い切るようにしてください。

まとめ

いかがでしたか?

美容オイルには実にさまざまな使い方があって、万能な美容アイテムだということがわかりましたね。

美容オイルのメリットを活かしながら、日頃のケアに役立ててみてくださいね。


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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。