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肌の若さを保つためには乾燥肌のケアが必須!これだけは必要な10のケア方法

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なぜ乾燥肌ケアをすると肌の若さが保てるの?

乾燥肌は肌の老化が最も進行しやすい肌質といわれています。ではなぜ乾燥肌が老化を進行させてしまうのでしょうか?

以前、あるテレビ番組で同じ50代女性と比べて若く見える人の理由を検証していました。

その際、若く見える人の重要な条件に「肌がみずみずしく美しいこと」があげられていました。

そして若く見える人のほとんどが「若い頃からオイリー寄りの肌」という共通項があげられていました。

オイリー肌というのは皮脂分泌量が過剰な肌のことです。とはいえ、あまりにも過剰な皮脂は皮脂酸化をおこし活性酸素という老化原因物質を生み出す原因にもなり、むしろ老化を早める原因でもあります。

ですが適量の皮脂はハリやツヤを与えうるおいのある若々しい肌を保ってくれるので、肌にとって絶対に必要な要素でもあります。

肌の若々しさを保つにはこうした適量の皮脂から作られる正常な皮脂膜。そして正常なバリア機能が必須条件です。

正常な皮脂膜とは汗(水分)と皮脂(油分)がバランスよく分泌され混ざり合うことで肌を水分蒸発や刺激から守る天然の保護膜のことです。

もともと健康な肌が持つ機能ですが、乾燥肌は皮脂分泌量が少ないため正常な皮脂膜が作られにくい肌質です。

またバリア機能とは肌がしっかりとうるおいを保つことで外的刺激から肌を守り、肌内部の水分蒸発を防いで健康で美しい肌を保つ機能のことです。バリア機能が正常に整っていることで肌は若々しさを保ちやすくなります。しかし乾燥肌はバリア機能を保つための肌内部の油分も不足している状態なのです。

このように乾燥肌は表面も肌内部も脂質が不足しているので、乾燥が進行していきバリア機能もさらに低下。最終的にはシワやたるみなどの肌の老化を引き起こしやすいというわけです。

ですがオイリー気味の肌はもともと皮脂の分泌量が多めなので、年を取ってもある程度の皮脂量を確保できます。そのため同じ年齢の人よりも若々しい肌を保ちやすいのでしょう。

しかし皮脂分泌というのは年齢とともにどんな肌質でも徐々に減っていき乾燥しやすくなります。乾燥肌ならなおさら加齢とともに肌の老化も進行しやすいでしょう。

つまりどんな肌質であっても乾燥ケアを早めに行うことは若々しい肌を保つために最も重要なのです。

これだけは必須!肌の若さを保つための10の乾燥肌ケア方法

先ほど、乾燥肌ケア=肌の若さを保つ方法とお話ししました。

乾燥肌ケアとは「しっかりと保湿をしバリア機能を整え、うるおいを保てる肌にすること。」

とてもシンプルで簡単なことのようですが、意外にできていない人が多いのです。

理由は乾燥肌を進行・悪化させたりするスキンケアを毎日無意識にしてしまっているから。

でも少しの意識とひと手間を加えるだけで肌の乾燥は格段に改善されていきます。そのための10の乾燥肌ケア方法をこれから詳しくみていきましょう。

肌の若さを保つための乾燥肌ケア方法10選

こすらない!力を入れない!

洗顔やクレンジングの時、化粧水などのスキンケアをつける時にみなさんが最もやりがちなのが「こすりすぎ」「力を入れすぎ」ということ。

綺麗好きの日本人の特徴でもあるようなのですが、ついしっかり洗おうとしてゴシゴシと力を入れてしまうようです。

また化粧水や美容液、クリームなどを肌に塗るときもゴシゴシと強く塗り込んでしまっていませんか?

肌は思っている以上に摩擦に弱いもの。日々スキンケアで刺激を与えていては肌を痛めつけてしまい、うるおいやバリア機能を損なってしまいます。これではせっかくの化粧品の効果も意味がなくなってしまいますよね。

これからは全てのスキンケアの行程で、けしてこすらず肌を引っ張らずに!とにかく「優しく丁寧に!」を心がけてみましょう。

洗顔料を使用するのは1日1回でもいい!

洗顔やクレンジングは汚れを取るだけでなく、必要な皮脂やうるおいも取ってしまいバリア機能を低下させやすい作業でもあります。

特に朝の肌は前夜にしっかりメイクと汚れを取り除いているのであまり汚れてはいないはず。だけど朝も洗顔料を使ってしまうと洗いすぎになってしまい乾燥肌が悪化することも。

肌の乾燥は洗顔での負担がかなり大きく影響するので、しばらく朝の洗顔料をやめてぬるま湯洗顔のみに変えてみるだけでも乾燥が落ち着いてくるでしょう。

また洗顔時間は長々と洗っていても結局洗いすぎで負担になるので、30秒から1分ほどで終わらせるようにしましょう。

洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使わないようにする !

これも綺麗好きな日本人の特徴のようですが、日本人はさっぱりとした使用感のスキンケアを好む傾向があるようです。

それは乾燥肌の人でも同じで、クレンジングや洗顔なども洗い上がりがさっぱりとしたものでないと洗った気がしないようです。

でもさっぱりした使用感のものは洗浄力や脱脂力が強いものが多いため、洗顔のたびに必要な皮脂やバリア機能を損なっているかもしれません。

肌のバリア機能を守るためにも使用感ではなく、肌にうるおいを残せるかどうかで選ぶようにしましょう。洗い上がりがしっとりしていてつっぱり感が感じられないものがいいですね。どうしても鼻だけスッキリしないという場合は鼻だけ「泡パック洗顔」をやってみてください。

(泡パック洗顔に関して詳しくは別記事「産後の忙しさでいちご鼻…簡単改善&治し方!」に記載しています。)

熱いお湯で洗ったりシャワーで洗わない!

入浴時に多いと思うのですが、つい湯船と同じくらいの温かく感じる温度(42度以上など)で顔をすすいだり、つい頭や身体を流すときと同じように顔もシャワーでザザッと流してしまったり…

熱いお湯やシャワーの圧は肌のうるおいを奪いすぎてしまいバリア機能を低下させる原因です。

顔を洗い流す時の適温はぬるま湯。実はこのぬるま湯の温度は自分で「ぬるめのお湯だな」と感じるくらいではまだまだ熱いのです。「水よりは温かいかな?」と感じるくらいがベストな温度だと覚えておいてください。

子供とお風呂に入りながら温度やシャワーなどにいちいち気をつけて顔を洗うことは大変だと思いますが、できる限りでもいいので顔を洗うときはシャワーを当てるのではなく手のひらのぬるま湯を肌に優しく当てるようにして洗い流すことを心がけてみてください。

こうしたちょっとした積み重ねは肌に嬉しい変化をもたらしますよ。

高機能タイプの化粧水を使う

洗顔後の保湿は乾燥肌ケアの要です!特に洗顔後、最初に肌に触れる化粧水はその後の美容液やクリームなどの効果を高めることにつながる重要な役割です。

最近は「高機能化粧水」といった化粧水が注目されています。

今までの通常の化粧水の役割は水分を与えることだけが目的でしたが、高機能化粧水はさまざまな美肌成分を兼ね備えた美容液レベルの効果が期待できる進化型の化粧水なのです。

最大の特徴は浸透力がかなり高いこと。乾燥肌でも美肌成分がぐんぐんと浸透し、肌のバリア機能を整えてふっくらとうるおいのある肌に変えてくれます。

ちなみに私が今使用しているのはドクターシーラボの「VC100 エッセンスローション」です。高浸透ビタミンC誘導体であるAPPSの働きで、肌のハリ、シミやくすみ、毛穴など様々な肌のトラブルに対応している万能化粧水です。

使用感も肌に素早く浸透するので、瞬時にハリとツヤが出て毛穴も目立たなくなります。使うたびに美肌効果を実感できるのでとてもオススメですよ。

(APPSに関して詳しくは別記事「30代のママさん必見!自分で簡単にできる毛穴引き締めスキンケア方法」にも記載しています)

1日中こまめに保湿する!

綾瀬はるかさんが行なっている美容法なのですが、化粧水を1日中こまめに顔にぴしゃぴしゃとつけて保湿するという方法です。

家の中でノーメイクのときはもちろん、メイク中ならメイクの上から使える保湿化粧水を1日に顔に付けるようにします。

こまめにお水を飲んで水分補給することが大切なように、肌も水分不足を防ぐことで乾燥を防ぐことができます。特に日中は空調の中にいて乾燥しやすい環境にいる人はぜひ試してみてください。

綾瀬はるかさんの保湿方法インタビュー動画

下記動画で1:50頃 『保湿が重要でこまめに保湿をしている』綾瀬はるかさんが言っています。

「ながらパック」で保湿!

家事の合間、例えば掃除機をかけながらシートパックをするとお部屋も肌もキレイになって一石二鳥ですよね。

また湯船に浸かっている時ならお風呂のスチームが相乗効果になるので乾燥肌には効果てきめん!まだお子さんが赤ちゃんだと難しい人もいるかもしれませんが、お風呂でパックする時間は5分ほどでもOKなのでぜひトライしてみてください。

一般的にシートパックの使用時間は5〜15分くらいなので、このくらいの時間なら何かをやりながら気軽にできてちょうどいいのではないでしょうか?

さらにシートパックをより効果的にする方法として、シートパックの上からラップをつけたり、パック前に蒸しタオルを顔に当てておくなど少しひと手間を加えるとより効果的ですね。

注意して欲しいのは、シートパックに表記されている時間より長くパックしないでください。しっかり保湿したくてつい長くパックしたくなりますが、実はこれは逆効果!

長くおくとせっかく肌に入れたうるおいをシートが奪いとって蒸発してしまいます。けして欲張らずに少し早めにパックをはがすぐらいが効果的ですよ。

セラミドを与えて肌を守る

肌表面の角質層にある水分は皮脂膜に2〜3%、天然保湿因子(NMF)に17〜18%、残り80%はセラミドによって保持されています。

肌の保湿力のほとんどを担っているのはセラミド。このセラミドは細胞間脂質といって、水分を含んだ細胞が逃げないように細胞同士をつなぎ合わせているのですが、この状態が保てていればバリア機能が正常だということでもあります。
つまりセラミドはバリア機能に欠かせない要素。しかし乾燥肌はセラミドの量が圧倒的に不足しがちです。

足りないセラミドはスキンケアで補うのが最も効率的です。セラミドは脂質なので主に乳液やクリーム、美容液に配合されることが多いですが、最近ではセラミド配合の化粧水もあります。

成分表示に「セラミド2」や「セラミド3」といった表記があるものは良質な本物のセラミドで、高い保湿機能を持っているのでおすすめです。

お風呂上がり30秒以内に化粧水!

入浴直後は肌から水分が最も蒸発しやすい時です。特に直後から5分くらいは急激に乾燥が進むタイミングなので、なるべく5分以内に保湿ケアをするようにしましょう。

そうはいってもお風呂上がりは子供の体を拭いて着替えをさせたりしていると5分なんてあっという間ですよね。自分のスキンケアができる頃には肌はすっかり乾燥状態になってしまいます。

そんな忙しいママさんたちにオススメの方法はスプレータイプの化粧水でお風呂上がりの肌にすぐ吹きかける方法です。

使っている化粧水をスプレー型容器に入れ替えておき、脱衣所の洗面台などに置いておけばお風呂から出てすぐに保湿することができ、急激な乾燥から肌を守ることができます。なるべく30秒以内にスプレーするようにしてみましょう。

寝る前にダメ押し保湿!

例えば目元や口元は皮脂腺が発達していないので最も乾燥しやすい部分です。入浴後にしっかりひと通りスキンケアしていても、寝る直前にもう一度、乾燥が気になる部分に乳液やクリームを塗ってから寝るようにしてみてください。

ほんのひと手間ですが、睡眠中の成長ホルモンとクリームの相乗効果が得られるのでとても効果的な方法ですよ。

まとめ

いかがでしたか?

今回ご紹介した方法は忙しいママさんでも簡単にできて、すぐに始められるものばかりです。

乾燥ケアを制するものはアンチエイジングを制す!

さっそく今日から実践していつまでも若々しい肌を保ちましょう!

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Nemonon

Nemonon

元BA(ビューティアドバイザー)& 美容クリニック勤務経験を活かして「いつまでもキレイなママでいたい!」そう願うママさんたちがもっと輝くための美容情報を提供していきたいと思っています!

同じ子育てママとしての立場からファッション関連や妊娠・出産・子育て関連など、みなさんのお役に立てるような情報も書かせていただいてます。