浅い呼吸を改善して心も身体も若返り!深い呼吸を身につけて心と身体の不調を改善!
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深い呼吸で心も身体も健康に!
それでは、2種類の呼吸法それぞれの効果をご紹介しましょう。
深い呼吸を身につけて、心と身体の不調を改善しましょう!
腹式呼吸
腹式呼吸をすると、自律神経とよばれる「交感神経」と「副交感神経」のバランスが安定します。
自律神経は、身体のさまざまな働きを調整している神経ですから、安定することによって身体を整えることにつながり不調を改善できます。
深いリラックス
腹式呼吸の効果と言えば、一番に挙げられるのがリラックス効果です。
呼吸を早くすると交感神経を刺激して活動的になり、呼吸をゆっくりにすると副交感神経を刺激します。
リラックスしたい場合は、ゆっくりと呼吸するのがポイントですね。
一日の終わり、お休み前の腹式呼吸でぐっすり眠れること間違いなしですね。
リンパの流れが良くなる
「腹式呼吸」の特徴として、「リンパの流れが良くなる」ことも挙げられます。
リンパ液が流れるリンパ管は、動脈や静脈などの血管のように全身に張り巡らされています。
リンパ液は血液とは違い、心臓のようなポンプの役割をする器官がないため、リンパ管の周りの筋肉が動くことではじめて流れることができます。
仰向けになって腹式呼吸すると横隔膜が動き、この動きで腹部の奥にある「乳び槽(にゅうびそう)」を刺激します。
「乳び槽」は体内最大のリンパ管のことで、リンパ液の約8割が集まる場所です。
「乳び槽」には脚のリンパも直結しているため、脚のむくみなどを「腹式呼吸」でスッキリさせることができます。
内臓を適正な位置に戻す
横隔膜を使ってお腹を動かす腹式呼吸は、おなかの中の臓器を動かすことになります。
これによっておなかの内臓を適正な位置に戻す効果があります。
胸式呼吸
胸式呼吸は肋骨を広げ、肋骨の周りにある腹横筋を刺激します。
腹横筋をほぐすことで、より呼吸しやすくなりますね。
交感神経を優位にするので、エクササイズなど筋肉を鍛える時にもピッタリの呼吸法です。
脂肪燃焼率アップ
「胸式呼吸」は交感神経を優位にすることで脂肪燃焼率もアップしますから、エクササイズなど筋肉を鍛える際に最適な呼吸法です。
肋骨のズレを矯正する
肋骨のズレは「肋間神経痛」を起こす大きな原因となります。
肋骨は、呼吸する時はもちろんのこと、腕を上げる、身体をひねるなど身体を動かす時に大きく関わっていますから、ほぐしておくことはとても重要ですね。
交感神経を刺激してやる気アップ!
「胸式呼吸」は息を吸うことにも重点を置いています。
息を吸うと交感神経を刺激し、頭や身体は覚醒するのでスッキリして身体が活動的な状態になります。
「胸式呼吸」はやる気アップにもつながりますね。
「腹式呼吸」がリラックスなら、「胸式呼吸」はリフレッシュするのに最適な呼吸法と言えます。
まとめ
「深い呼吸」を意識して行うのは、始めはなかなか難しいかもしれません。
でも習慣にしてしまえば、心や身体の不調を改善できますね。
まさに「内臓のエクササイズ」と言えるでしょう。
私の友人はヨガを長く続けることで、すっかり「深い呼吸」が習慣になり、健康や美容にもとても効果があると言っていました。
私も寝る前にこの「深い呼吸」を行うようになって、眠りの質が格段に良くなってきました!
眠りがとても浅かったので、この変化には本当に驚き!!みなさんも是非、ご自分の身体で“実験”してみてくださいね。
不調を改善できますよ!