オーガニックコスメおすすめ人気の15選!お肌のことを考えた自然派化粧品の選び方
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オーガニックコスメって?
オーガニックコスメは次の2つを使用していません。
- 農薬や化学肥料、遺伝子操作で作られた植物や精油
- 石油由来などの人工的なケミカル成分
つまり有機栽培などで作られた植物や精油、また天然鉱石やクレイ(泥)などの天然由来の成分をベースにして作られた化粧品のことを「オーガニックコスメ」といいます。
そしてオーガニックコスメは肌に足りない何かを「補う」「与える」のではなく、肌本来が持つ「自己回復力」や「自然治癒力」を引き出していき、自らの肌の力で肌トラブルを改善し、健康で美しい肌を取り戻していくことが目的です。
でもこのオーガニック化粧品って実は、日本では基準が曖昧で統一されていません。法律があるわけでもないので、化粧品メーカーが各々で定義づけをしているんです。
なので極端なことを言えば、オーガニック原料がごくごく少量しか配合されていなくても堂々と「オーガニック化粧品」を名乗ることができてしまうんです。
でも、ほとんどのメーカーの定義づけは大きく分けて次の2つにおいています。
- オーガニック成分が配合されているもの(=ほんの微量でも配合されていればいい)
- アレルギーを起こす可能性がある成分が入っていない(=無添加化粧品)
「オーガニックコスメ」「無添加コスメ」「自然派コスメ」それぞれの違い
オーガニックコスメと無添加コスメと自然派コスメ。
どれも一見すると同じもののように思ってしまいますよね。どれもとても似ていますが実はそれぞれ違いがあるんです。
オーガニックコスメの定義づけは先ほどお話しした通りですが、残りの2つはどのように違うかというと…
無添加コスメ
無添加コスメは基本的に、アレルギーを起こす可能性のある添加物(防腐剤など)を使用していないもののこと。
また化粧品の全成分表示がメーカーに義務付けられる前に義務化していた「旧表示指定成分」が入っていないもの。
自然派コスメ
天然由来、自然由来のものを主成分として作られているもの。
ここで注意が必要なのは、天然由来のものを主成分として作られているオーガニックコスメだとしても、防腐剤や着色料などの添加物が配合されていれば「無添加コスメ」とはいえないということ。
しかし逆に、天然由来成分が主成分のオーガニックコスメならば、たとえ添加物が入っていたとしても「自然派コスメ」を名乗れるのです。
つまり無添加=自然派ではないということなんですね。
オーガニックコスメの選び方
海外のオーガニック認証を受けているかどうか
すでにお話したとおり、日本ではオーガニック化粧品の定義づけは各メーカーに委ねられていて、はっきりとした基準がありません。
これは選ぶ側の私たちからすれば困った話ですよね。
でも海外にはオーガニックの認証機関や団体がいくつかあり、各々で基準を設定し認証されたものをオーガニックコスメとみなしています。
世界基準で認証されたオーガニックコスメが使いたいという人は海外のオーガニック認証をクリアしているかどうかをチェックしてみましょう。
各メーカーのオーガニック基準をチェックする
日本にオーガニックコスメの明確な基準がありませんが、各メーカーで基準を設けています。
メーカーのホームページやパンフレットなどで化粧品の成分を全て表示していたり、製法のこだわりなどをチェックして判断してみましょう。
例えば海外ではオーガニックコスメの場合
- 使用している原料の50%〜90%が有機栽培であること。
- 石油由来などのケミカル成分を使っていないこと。
- 遺伝子組み換え植物を原料として使用しないこと。
などが基準にあげられているので、この3点を基準にチェックしてみましょう。
自分の肌に合うかどうか試してから購入する
天然・自然由来のものが主成分で無添加のオーガニックコスメは肌に優しいというイメージがあります。
でも自然のものというのは人間の肌のことを考えて生まれてきていませんよね?
例えば自然のものでも「漆(うるし)」などは肌につけると刺激になり、かぶれの原因になってしまいます。
化粧品に漆を入れるメーカーはまずないとは思いますが、漆でなくても天然のものは人によってはアレルギーやかぶれの原因になることがあるのです。
もちろん化学成分であってもそれは同じ。つまり化粧品には自分の肌とは相性の悪い成分が入っている可能性もあるかもしれないということです。
特に敏感肌の人の場合は相性の悪い成分が人よりも多く刺激を受けやすい肌なので、購入前になるべくサンプルやトライアルセットなどで試してみるようにしましょう。
人気オーガニックコスメおすすめ15選!
スリー
2009年に誕生した、オーガニックと国産原料にこだわったブランドです。スキンケアだけでなくメイク品も充実しています。
1つのコンパクトに「キメを整える朝用」と「毛穴やテカリを抑える夜用」の2種類が入っているパウダリーファンデが人気。
ジョンマスターオーガニック
NYのヘアサロンで誕生し、日本のオーガニックブームの火付け役でもあるブランドです。
ヘアケア&スキンケアが中心。11の独自のオーガニック基準を設け、自然栽培された原料と独自の製法で抽出されたオイルを使用。
ヴェレダ
オーガニックコスメを最初に作り始めたパイオニア的存在のブランド。スイスが発祥。
特にマッサージオイルは人気ロングセラー製品ですね。ボディケアだけでなくスキンケアも充実しています。
厳しいオーガニック基準を設けた製品づくりをしています。
アヴェダ
ヘアスタイリストが創業し、ヘアケア製品からスタートさせたブランドです。
特徴はインドのアーユルヴェーダと最新の植物化学を融合させた製品を生み出しています。
環境への配慮から化粧品会社としては初めて100%リサイクルPETの容器を使っています。
ニールズヤード レメディーズ
ロンドン発祥のオーガニックコスメブランドです。
オーガニック認定の原料だけでなく、認定は受けられていないけれど高品質な植物も独自の審査基準で積極的に取り入れています。
スキンケアはもちろん、エッセンシャルオイルやハーブティーなどもあります。
ドゥーオーガニック
2008年に日本人女性の肌に合わせて作られた国産オーガニックブランドです。
エコサートやコスメビオといった、オーガニックの審査機関で認証を取得しています。
肌にハリとツヤを与えることに力を入れているブランドなので、アンチエイジングが気になる人におすすめ。
HANAオーガニック
東洋医学を元に、肌のターンオーバー機能を活性化させて自己治癒力を高めることに力を入れている国産ブランドです。
95%以上を天然由来成分で作り、植物抽出剤ですら石油由来成分を使用していないというこだわり。ブルガリア産ダマスクローズの肌への効果や心地よい香りも特徴。
ジュリーク
オーストラリアの化学・薬草学の学者夫婦によって誕生したオーガニックコスメブランド。
原料の植物から自社で一から作り上げて厳選したものだけを使用しています。
無農薬の植物やハーブの力で肌本来の美しさを引き出していきます。香料が苦手な人も受け入れやすい良い香りだという口コミも多いようですね。
SHIGETA
ディレクターは日本人のChico Shigeta。
製品の開発からボトル詰めまで、全てパリ市内にある自社ラボと工場で製造されています。
植物の力を最大限に活かしつつ、最新のテクノロジーも取り入れた製品作りに取り組んでいるオーガニックブランドです。
Drハウシュカ
なんと80年以上も前から天然・自然原料で作る化粧品に着目していたドイツ発祥のブランドです。
自社農園を持ちバイオダイナミック農法によって作られた原料を元に、リズム製法という独自の製造過程で製品作りをしています。
コンディションによって変化しやすい肌の回復力をサポートしていくことを提案しています。
メルヴィータ
フランス発祥のブランド。
スキンケアの最初にオイルを使用するという独自のスキンケア理論で「オイル美容」の先駆け的ブランドです。
有機農法によって作られた原料を元に作られた製品はエコサートやコスメビオなどのオーガニック認証基準を全てクリアしています。
ママバター
高品質の天然シアバターを配合したオーガニックスキンケアブランドです。
シアバターの保湿力と肌なじみのよさで赤ちゃんもママも家族全員が安心して使える肌に優しい製品です。
植物の力でその人それぞれの肌が持つ力を引き出してくれるので、どんな肌質にも対応しています。
ナチュラグラッセ
良質なオーガニック植物原料とノンんケミカル処方にこだわった国産ブランドです。
スキンケアはクレンジング類のみで、基本ラインナップはメイク品です。
天然由来または天然物を加工した原料100%で作られており、赤ちゃんが触れても安心の品質のファンデーションが妊婦さんや子育てママに人気があります。
MIMC
忙しい現代女性に欠かせない時短スキンケア&メイクを提案しているブランドです。
洗顔料のみでメイクが落とせるようになっているので、忙しい子育てママには大助かり!
天然ミネラル・植物原料で作られたファンデーションで「スキンケア成分だけでメイクをする」をテーマに作られていて肌に優しいのはもちろん、カバー力にも定評があります。
TV &MOVIE
ブランド名の通り、テレビや映画の現場でも使用されているブランドです。
オーガニック認証機関と同等の高い自社基準によって作られています。
高画質4Kにも対応できるカバー力がありながら、オーガニック成分にこだわって作られた肌に優しい高品質のファンデが特徴的。
まとめ
いかがでしたか?
オーガニックコスメは肌本来の力を引き出してくれる化粧品です。
でも「自然のもので肌に良い」と盲目に思い込まないように!
自分の肌にちゃんと合うかどうかをしっかり見極めるようにしましょう。