絶対痩せるぞ!産後の脚痩せに効く5つの方法♪
産後に下半身や太ももが太くなる理由
妊娠・出産は女性の骨盤に大きく影響します。
妊娠してお腹が大きくなるにつれて、その大きな子宮を支えるために骨盤が広がっていきます。
妊娠すると初期の段階から「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
リラキシンは赤ちゃんが産道を通りやすくするために靭帯を緩めて骨盤が開きやすいようにする作用があります。
そして出産によって赤ちゃんが通ったことで骨盤は開ききってしまいます。
出産で開いてしまっても、産後徐々に骨盤も元の位置に戻っていくものです。
しかし産前産後の骨盤はグラグラと緩みやすいため、うまく元に戻りきらずに開いたままになってしまったり歪んでしまうといったことが生じます。
産後すぐから骨盤ベルトやガードルでしっかり締めると、開いた骨盤は戻りやすくなります。
しかし産後は不眠不休の授乳や赤ちゃんのお世話に追われて、自分に構う余裕がなくなりがち。
骨盤ベルトやガードルは継続することで効果を発揮しますが、徹底して装着して過ごすことは産後の生活に負担に感じることも多いでしょう。
結局、継続できずに開いた骨盤がそのままになり歪みなどが固定されてしまうのです。
こうした骨盤の開きや歪みが原因で骨盤周りや下半身の血流が悪くなり基礎代謝が低下。
むくみやすくなり脚や下半身全体に脂肪がたまりやすい体になってしまうのです。
また妊娠中はお腹が大きくなるにつれて身動きがしづらくなります。
すると必然的に運動不足になり筋肉量が減ってしまいます。
筋肉が減るのもまた基礎代謝を低下させるため、脚や下半身が太りやすくなってしまうのです。
骨盤の歪み・開きセルフチェック法
産後の自分の骨盤が開いていたり歪んでいるかどうかを自分でチェックする方法があります。
次にご紹介する方法でさっそくセルフチェックしてみましょう。
骨盤のセルフチェック1
鏡の前にまっすぐに立ち、肩の高さや脚の長さをチェックしましょう。
肩のラインが斜めだったり左右の足の長さに違いがあれば、骨盤に歪みがある可能性があります。
骨盤のセルフチェック2
両足を投げ出して力を抜いて座り、その時の足の開き具合をチェックしましょう。
左右のどちらかが外側に開きすぎていたり開かなかったりなど、左右対称に開いていない場合は骨盤のゆがみや股関節のズレが生じている可能性があります。
骨盤のセルフチェック3
目を閉じて正座しましょう。そして目を閉じたまま体と両腕を左右に振ります。
「正面だ!」と思ったところで止まり、目を開けましょう。
正面ではなくズレていたら骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤のセルフチェック4
両足を左右どちらかに向ける、いわゆる「女の子座り」をしてください。
左右のどちらかがやりにくかったり、痛みが生じたりするようであれば骨盤が歪んでいる可能性があります。
骨盤のセルフチェック5
目を閉じてまっすぐな線の上を歩いてみましょう。
ちゃんと線の上を歩けたかどうかチェックしてみてください。
床に線を引いたりガムテープなどを貼り、線を作るかもしくは畳のヘリなどを使いましょう。