産後うつの原因は夫にあった!?鬱の症状と対処法を知って幸せな家庭を築こう!
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パパが出来ること~幸せな家庭へのヒントは「コミュニケーション」!
アドバイスはいらない~話をよく聞く
産後うつになってしまった可能性のあるママには、まずゆっくり話を聞くことが大切です。
でも気を付けてほしいのは、「アドバイスはいらない」ということ。
人は相談されるとどうしても「こうしたらいいんじゃない?」と解決策を提案したくなるものです。
でも「それはわかっているけど、出来ないから困っている」のです。
まずはじっくり話を聞き、困っていることに「それは大変だったね、話してくれてありがとう」と共感しましょう。
決して「誰でも体験することだ」と突き放すことだけはやめましょう。
気持ち・からだの両面からサポート
産後うつが疑われたら、育児や家事の負担を減らしていく必要があります。
「頑張れば解決できる」と一方的に励ますのは逆効果です。
どのような問題が起こっているのかを十分に理解して、ママをサポートしていきましょう。
具体的にはパパの家事の分担を増やしたり、授乳が終わったら後はママに寝てもらうなどです。
ママとパパがしっかりとコミュニケーションをとって、困っていることがどうすれば楽になるのか考えていきましょう。
正しい対処法を知って産後うつから抜け出そう!
もし産後うつかなと思ったら…
産後うつは我慢して治るものではありません。むしろ産後うつになったママは、真面目に育児に向き合って、その苦しさを我慢してしまった結果だからです。
「もっと頑張らなきゃ」「みんな同じように大変なんだから」という言葉は厳禁です。
ママがゆっくり休めるように、どんなことが大変なのかを共有できると良いですね。
しかし十分にサポートがある状態であってもママの様子が変わらないときや、悪化した時には産婦人科や精神科、心療内科の予約をして、受診することも必要です。
この時ママに自分で予約をさせず、「周囲が病院を探し、予約して連れていく」ようにしましょう。
なぜならママは病院を探すエネルギーも使い果たしている状態だからです。
また、中には「もっと頑張れるから大丈夫」と受診を拒むことも…。
そんな時はゆっくり話を聞き、本人の頑張りを認めながらも、「頑張りすぎ」ないようにサポートしていく必要があります。
まとめ
出産という一大イベントを終えてホッとしたのもつかの間、すぐに訪れる育児の大変さを一人で抱えるのは苦しいものです。
それまでとは違い、何もかもうまくいかない時があるかもしれません。
そこで一番身近にいる夫の理解がなければ、産後うつになる可能性は誰にでもあります。
家族が赤ちゃんを囲んで笑顔で過ごせる日が少しでも増えるよう、パパとママがお互いを思いやったコミュニケーションが取れると良いですね。