赤ちゃん、子供の誤飲はいつまで?ママができる対策と先輩ママの経験談
赤ちゃんの誤飲に注意!9カ月の息子が食べた恐ろしいもの
ゾッとする体験談
ここであるお母さんからの体験談をご紹介します。
こちらのご家庭では、息子さんが8ヶ月になってハイハイしはじめた頃から、キッチンや玄関にベビーゲートを設置したり、机の角にはクッションをつけたり、部屋の隅のゴミ箱を撤去したりと、赤ちゃんのための安全対策を徹底していたそう。
しかしある日、書類整理をしていた最中、トイレに行って少し目を離した瞬間に、息子さんが引き出しのストッパーを解除し、なんと中にいたカメムシを食べてしまったそう!
すぐに医療相談ダイヤルに電話して、電話先の相談員さんの指示に従ってガーゼで口の中をぬぐい、赤ちゃん用歯ブラシで洗浄して、赤ちゃんの体調に問題がなく済んだそうなのですが、これが毒のある虫だったり、喉に詰まるような大きなものだったらと思うと、ちょっとゾッとしますよね。
このお母さんは引き出しにきちんとストッパーを設置していたにも関わらず、他の人が開閉している様子を見て赤ちゃんが解除方法を覚え、お母さんがいない間に自力で外してしまったよう。
カメムシも引き出しの隅にいたようで、お母さんが書類を整理していた間は気が付かず、本当に不意の出来事だったそうです。
このように入念に対策しているつもりでも、どこに危険が潜んでいるか分かりません。
部屋の危機管理を徹底すると同時に、赤ちゃんが遊んでいる間は目を離してはいけませんね。
赤ちゃんが誤飲したときの対処法は?
上のお母さんのように、どんなに気をつけていても赤ちゃんが誤飲してしまうこともあります。
万が一赤ちゃんが誤飲してしまったときはどう対処すれば良いかをご紹介します。
対処法を知っておくと、いざというときにあせらず対応することができますよ。
喉に異物が詰まって窒息しそうなときには、異物を吐き出させる
吐き出させ方は、赤ちゃんの背中をたたくか、赤ちゃんを後ろから抱きかかえてみぞおちの辺りを両手でグッと押し上げてみてください。
母子手帳にもやり方が記載されていますので、万が一の事態に備えて確認しておきましょう。
以下の場合はすぐに病院に連れて行くか、救急車を呼ぶこと
- 上記のやり方で喉に詰まった異物を取り除くことができない場合
- 洗剤などの液体を飲み込んだ場合
- ボタンなど小さなものを完全に飲み込んでしまった場合
- 電池、たばこ、薬のような危険なものを舐めた、または飲み込んだ場合
飲み込んだものによっては、水を飲ませたり吐かせたりしないほうが良いものもあります。
自分で判断して応急措置をせずに、すぐに病院に連絡してください。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんの誤飲は時として命の危機をも招きます。
かと言って赤ちゃんがものを口に入れるのは成長の証であり、止められないことですので、大人のほうで十分に気をつけてあげてください。
赤ちゃんが動くスペースに危険物は置かないように、家族みんなで整理整頓を徹底しましょう。