赤ちゃんの水分補給に麦茶がおすすめな理由とおすすめベビー麦茶
育児のプロが教える!赤ちゃんに麦茶を与える時の全ポイント
赤ちゃんに麦茶がおすすめな3つの理由
①ノンカフェイン
カフェインを含む紅茶やウーロン茶は興奮して寝つきが悪くなってしまいますが、麦茶はノンカフェインなので心配がありません。
また小麦アレルギーでも飲めるところも魅力です。
②家でも作れる
赤ちゃん用の麦茶と大人用の麦茶の違いは味の濃さのみで、成分等はいっしょです。
大人用の普通の麦茶を薄めるだけでも良いので、ついでに作ることができて手軽です。
③卒乳に向けた準備として最適
卒乳に向けてミルク以外の味を覚えなければならないとき、少し味がついている麦茶は最適です。
また、離乳食の後に飲ませると虫歯予防の効果があるので、離乳食と同時にはじめるのもおすすめです。
麦茶の正しい作り方
ティーバッグを使う場合、カルキ抜きや殺菌のため、水出しではなく、煮出して作ります。
水道水ではなくミネラルウォーターを使う場合は硬度が60度以下のものを。硬度が高いものを使うとミネラル過多になって赤ちゃんの体に負担をかけてしまいます。
最初は味を感じないくらい薄めて与えます。
目安としては白湯で2~4倍に薄めます。
適切な濃さが分からない人は、最初は市販の紙パックのベビー用麦茶を買ってみて、その味を参考にすると良いかもしれません。
徐々に濃くしていって、1歳ぐらいになると大人と同じ濃さを飲めるようになる場合が多いようです。
温度は常温~人肌ぐらいを目安に。赤ちゃんは胃腸がまだ発達しきっていないので、冷たすぎると下痢になってしまいます。
赤ちゃん向けの麦茶の飲ませ方
最初は母乳やミルクの補助として飲ませましょう。
スプーン1杯からはじめ、スプーンで飲む量が増えてきたらマグに切り替えます。
ストローは強く吸う力が必要なので、最初はニップルタイプの飲み口からはじめ、スパウトタイプ、ストロータイプと段階的に切り替えていくのがおすすめ。
ストローの練習には紙パックの麦茶を使うと良いです。パックを押して麦茶を少量出してあげるようにすれば赤ちゃんもコツを覚え、だんだん自分で飲めるようになってきます。
麦茶は虫歯予防効果もあるので、食後に飲ませるのがおすすめです。
授乳前や食事前は、おなかがいっぱいになってしまう可能性があるので避けてください。
基本的には母乳とミルクで必要な量の水分補給はできるので、飲みたがらないときは無理に与える必要はありません。
万が一下痢になってしまったとき、要因としては麦茶が冷たすぎた、量が多すぎた、カルキ抜きが不十分だった、ミネラルウォーターの硬度が高かったということが考えられます。
このどれも当てはまらないときは、麦茶と同じタイミングで食べたものや飲んだものがなかったか、振り返ってみてください。
赤ちゃんも大人と同じで甘いものが好きなため、甘いジュースやイオン水を普段から与えていると、麦茶を飲まなくなってしまいます。
イオン水は風邪などで食欲が無いときには有効ですが、普段から飲んでいると、虫歯になる、生活習慣病に似た症状が出る、よりのどが渇いてさらにイオン水を飲みたくなってしまうなどの問題があります。
普段から与えることは避けましょう。
麦茶作りにも役立つ便利な育児グッズのおすすめ
ウォーターサーバーを使うと、ちょうど良い温度のお湯がでるため、ミルク作りや麦茶作りが楽です。
おすすめのウォーターサーバーは赤ちゃん専用の「Angel smaile」。
赤ちゃんのために作られたウォーターサーバーで添加物が一切使われていない純水を使っています。
今だけ先着50名になんと104円で提供されているので、試しに使ってみるのがいいかもしれません。
(赤ちゃんがこの水で作った麦茶だけしか飲まなくなるかもしれません(笑))
まとめ
いかがでしたか?
麦茶には整腸作用や虫歯を防ぐ効果があり、大人だけでなく赤ちゃんにも向いている飲み物だということがわかりました。ミネラルも豊富ですので、特に汗をかきやすい夏の日の水分補給にはおすすめです。
作り方やあげるタイミングなど気をつけるべきことは多少ありますが、大人が飲む麦茶を薄めるだけでも良いので楽ですね。毎日少しずつ飲ませるようにして、赤ちゃんが麦茶を飲む習慣を作っていきましょう。
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