意外と知らない!幼児が鼻血を出す原因と原因別効果的対処法!
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鼻血の予防方法
幼児は鼻の粘膜がもともと弱いことが鼻血の主な原因ですが、この粘膜を強くするために家庭でできる予防法をご紹介します。
まずはぶつけたり転んだりなどのケガに気をつけることや、のぼせによる鼻血を防ぐため適正体温を保つように洋服や空調温度など、子供の体温調節にも気をつけることが大切です。そしてぜひ試してみて欲しい方法が食事による鼻血の予防改善です。
食事で幼児の鼻の粘膜が強くなるようサポートすることができます。では鼻血予防の食べ物をご紹介します。
そば
そばに含まれる「ルチン」という成分が毛細血管を強くする働きがあります。このルチンは粘膜を強くする働きのビタミンCと合わせて摂取すると相乗効果があります。
ネギにはビタミンCがたっぷり含まれているので、そばを食べるときはネギを多めに入れてみましょう。
たんぱく質
卵や牛肉・鶏肉、大豆類などのたんぱく質も血管を強くする働きがあります。動物性たんぱく質も植物性たんぱく質もバランス良く摂取すると効果的です。
お茶
緑茶・紅茶・ウーロン茶などに含まれる「タンニン」という成分には止血効果があるので鼻血を止まりやすくしてくれます。
尚、タンニンは鉄分の吸収率を下げてしまうので、鉄分摂取をしたい場合は一緒にとらない方がいいでしょう。
また補足ではありますが、幼児の鼻血の原因にはもう1つ原因が考えられます。
それはストレスです。ストレスが溜まると体内で抗ストレスホルモンが分泌され、ストレスを抑えようとする働きがあります。
この時、ストレスによって体内のビタミンCが大量に奪われ、不足してしまうことで毛細血管が弱くなり、鼻血が出やすく、止まりにくくなるのです。
幼児にストレスなんて…と思ってしまいますが、例えば幼稚園や保育園に入りたての頃などは、慣れない場所や人や環境の変化がストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。そういった内的要因も鼻血の原因になり得るかもしれないので気をつけてみてください。