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今と昔で育児の常識はこんなに違うの?今昔で異なる12の常識

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【教育研究家に聞く】「孫育て」にも必須! 育児の常識、昔と今の12の違い


両親共働きが当たり前になった今、祖父母が子育てに参加することも多くあると思います。

そこで問題になるのが、子育ての仕方。実は、昔は良くないと考えられていたやり方が、現在は正しいやり方とされていたり、逆に昔正しいと考えられていた事が科学的な発見とともに間違いであることが証明されたりと、今と昔では子育てに関する常識が変わってしまっているのです。

そのことを知らずに祖父母に子育てを任せると、トラブルになりかねません。事前に子育て方法について、関わる人みんなで確認をして、共通認識を持って臨めると良いですね。昔と今で大きく変わった子育ての常識について、メジャーなものを以下に挙げます。

○×クイズ形式でご紹介しますので、自分たち(子から見てパパママにあたる人)と親(子から見て祖父母にあたる人)とで、一緒に挑戦してみてください。きっと認識の違いが良く分かると思います。

それでは早速見て行きましょう。

■第1問:「抱き癖」をつけるのは良くない?

答え:×。

昔は赤ちゃんが泣くたびに抱っこをしてしまっては、赤ちゃんが中々泣きやまなくなる、わがままに育つ、寝つきが悪くなる、心肺機能が育たなくなる、などと言われていましたが、現在では抱っこによるそのような影響は無いと考えられています。

それよりも抱っこによって「オキシトシン」という幸福ホルモンが分泌されることが研究で分かっており、抱っこをすることで赤ちゃんの感情表現が豊かになったり、親子の信頼関係が深められると考えられています。

反対にスキンシップ不足の場合、赤ちゃんが感情表現が出来ないサイレントベビーになってしまう可能性もあるので、ママの体力が平気な限り、抱っこはどんどんしてあげましょう。

第2問:粉ミルクより母乳の方が栄養がある?

答え:○。

昔は母乳よりも粉ミルクのほうが栄養価が高いと考えられていたため、母乳育児をしている家庭の比率が30%を下回っている時代もありました。

現在では母乳の方が栄養バランスが高く、免疫機能を高める成分も含まれることが分かっているため、基本的には母乳のみで良いと考えられています。

ただし、体質によって母乳が出にくかったり仕事などの事情で毎回母乳をあげるのが難しいときには、無理をせずに粉ミルクを使用しましょう。

母乳と粉ミルク両方を与える「混合授乳」という方法もありますので、産婦人科に相談しながらどのように授乳していくのか決めても良いと思います。

第3問:離乳食の前段階で果汁を飲ませる必要はない?

答え:○。

昔の粉ミルクにはビタミン類が足りていなかったため、生後3-4ヶ月頃から果汁を与えた方が良いとされていました。

実際に2008年以前の母子手帳を見ると「薄めた果汁やスープを飲ませていますか?」と書かれています。

しかし現在では母乳の研究や粉ミルクの改良が進み、あえて果汁を与える必要はないと考えられています。

むしろ虫歯やアレルギーの原因になる恐れがあるため、生後6ヶ月未満の乳児には果汁を飲ませるべきではないという意見もあります。

第4問:お風呂上りにベビーパウダーと白湯は必須?

答え:×。

昔はあせもの予防として、汗をかく時期は特に、お風呂上りの赤ちゃんにベビーパウダーをはたくことが推奨されていましたが、現在ではベビーパウダーをつけすぎるとむしろ汗腺をつまらせて、あせもや肌荒れにつながってしまうと言われています。

最近ではむしろベビーローションやオイル、ワセリンなどで肌に潤いを与えてあせもうあ肌荒れを防ぐのが主流となっています。

また昔はお風呂あがりに白湯を飲ませることが常識でしたが、最近では水分補給も母乳で行った方が良いとされています。

第5問:1歳までに断乳させないとダメ?

答え:×。

昔は1歳までに授乳をやめさせなければ子供の自立心が育ちにくくなる、離乳食が進みにくくなる、虫歯になりやすいなどと言われていました。

しかし最近では、1歳になったからと無理に授乳をやめてしまうと、赤ちゃんが癇癪を起こしたり夜泣きがひどくなる可能性があるほか、ママが罪悪感でストレスを感じたり、おっぱいが張って苦しくなる可能性があるなど、良くない影響の方が心配されています。

そのため、赤ちゃんが自然とおっぱいを飲まなくなる卒乳のタイミングを待ってあげるのが良いというのが最近の風潮です。仕事などの関係で、どうしても早く卒乳して欲しい場合には、医師などに相談しながら段乳・卒乳のタイミングを計ると良いでしょう。

第6問:赤ちゃんに日光はあてない方がいい?

答え:×。

以前は「くる病」と呼ばれる骨軟化症の予防のため、赤ちゃんに日光浴をさせることが推奨されていましたが、今は強い紫外線による危険性のほうが気にされるようになりました。

しかし日光にはビタミンDを生成して骨を強化したり、自律神経のバランスを整える効果があるため、赤ちゃんを全く日光にあてないというのも良くなく、現在は日光浴ではなく、外気浴が推奨されています。

産後1か月を過ぎたらお散歩もした方が良いでしょう。ただし紫外線が強い6~9月ごろに外出する際には、帽子や赤ちゃん用の日焼け止めを活用して、紫外線対策をしっかりと行ってください。

第7問:離乳食のあげ方で虫歯がうつることがある?

答え:○。

昔は親が噛み砕いたものを離乳食として赤ちゃんにあげていたそうなのですが、研究によって、それが赤ちゃんの虫歯の原因になることが分かりました。

一旦親の口に入ったものをあげるだけでなく、スプーンやコップなどを共有することでも虫歯菌はうつってしまうそうです。赤ちゃんには専用の食器を用意し、ペットボトルや直飲みの水筒なども共有しないように気をつけましょう。

第8問:歩行器を使うと早く歩けるようになる?

答え:×。

昔は歩行器は歩行訓練用のものという認識をされていましたが、今では音が出るものやおもちゃがついているものもありおもちゃという認識が広まっています。

歩行器を使用するよりも、ハイハイをさせたほうが全身の筋肉がバランスよく発達し、身体と脳の発達に良い影響を与えるという意見もあります。

おもちゃとして使わせる分には問題ありませんが、歩行器を使って無理に歩行させようとしないほうが良さそうです。

第9問:赤ちゃんには砂糖をあげるよりはちみつの方がいい?

答え:×。

砂糖よりもはちみつの方が栄養価が高いため、昔は赤ちゃんにはちみつをあげることもあったそうです。

しかし最近では、はちみつに含まれるボツリヌス菌が原因で赤ちゃんがショック死を起こす可能性が指摘されており、1歳未満の赤ちゃんには絶対にはちみつを与えないようにと、内閣府から各都道府県に対して通知が出されています。

なおこれは赤ちゃんがはちみつを直接摂取した場合の話で、授乳中のママがはちみつを食べても問題はないそうです。

第10問:おむつはできるだけ早く取った方がいい?

答え:×。

昔は1歳前後にはおまるでトイレトレーニングを開始し、2歳までにはおむつを卒業させるというのが常識でしたが、今は子供の成長に合わせてゆっくりと進める方が多くなっています。

昔は布おむつが主流でしたので、洗濯などに手間がかかり、赤ちゃん側もおむつが濡れると気持ち悪いため、お互いに早く外れたほうが良かったのかもしれません。

今は高機能な紙オムツがあるため特に急ぐ必要はないのですが、一般的には保育園や幼稚園に入園する頃には外せるようにしたい、と考えている方が多いようです。

早くにおむつをはずせてもその後お漏らしが復活する可能性もありますので、子供のペースに合わせてゆっくり進めてあげてください。

第11問.赤ちゃんには厚着をさせなくてもいい?

答えは○。

昔は家の中が寒かったため、赤ちゃんに厚着をさせたほうが良いという考えでしたが、今が暖房器具が整っていて、住宅自体に保温効果がある家もありますので、薄着でも問題ないと考えられています。

靴下も、昔は防寒のために履かせたほうが良いと考えられていましたが、最近はフローリング床の家が増えたため、滑って転ぶと危ないので、家の中では脱がせた方が良いという意見が多いです。

第12問:3歳までは働かずに子育てに専念した方がいい?

答え:×。

子供が3歳になるまでは周囲の環境が特に重要なため、母親は働かずに育児に専念すべきだ、といういわゆる「3歳児時神話」というものがあり、昔はそれを信じて、女性は子供が小さいうちは働きに出ない、というのが主流でした。

しかし平成10年に厚生省が3歳児神話に関する合理的な根拠は認められない、という文書を発表しており、また経済的な理由で共働き家庭が増え、子育ても男女ともに行うようになってきています。

アカゲザルを使った実験でも、子育てに関することの全てを母親が行わなくても、子供の成長を阻害しない、との結果が出ています。家族で話し合って、家事や育児を分担してやっていくというのが現代の考え方です。

育児方法は今後も変わる

この記事でサッと見てきただけでも、今と昔で大分多くの育児に関する常識が変化していることが分かります。今後さらにまた研究が進み、今は誰もが正しいと信じている方法が実は間違っていた、ということも起こりえるかもしれません

。赤ちゃんの生死に関わる物事以外は、あまり神経質にならずに、色々試して自分の子に合うやり方を見つけていく、ぐらいの感じで良いのかもしれません。

赤ちゃんも親御さんも、あまりストレスにならない方法で育児を行えると良いですね。

まとめ

いかがでしたか?

昔は間違っていると考えられていたものが、今は正しいとされていたり、その逆もあったりと、常識が変わったことを知らないでいると、育児方法をめぐって世代間でのトラブルも起こりかねません。

ぜひとも子育てに関わる人全員で、上記のクイズを○×クイズをやってみたり、母子手帳の記載内容を確認したりして、今の子育ての常識を確認しておいてください。

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