赤ちゃんに枕いるの!?新生児に枕が必要な理由とおすすめの枕!
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赤ちゃんの枕はいつから?新生児も必要?タオルで代用する方法は?
そもそも、枕の役割って?新生児に枕は必要?
赤ちゃんに枕が必要な理由としては、大きく分けて以下の3つが考えられます。
吐き戻しを防ぐため
赤ちゃんの胃は大人と違ってとっくりのような形で、ミルクなどの吐き戻しをしやすい形状になっています。
枕を使って頭をやや高くして寝かせてあげると、吐き戻しを軽減することができます。
絶壁を防ぐため
赤ちゃんの頭は柔らかいので、ずっと同じ方向を向いて寝たままでいると、頭の形に影響が出てしまいます。
そこで真ん中がくぼんだ形になっているドーナツ型の枕を使うと、後頭部への圧が分散され、きれいな頭の形になると言われています。
背骨が自然な形になるように
赤ちゃんの背骨は、最初はお母さんの胎内で丸まっていた影響でC字型にカーブしています。
それが段々、寝返りを打てるようになると首の部分がS字に、お座りをはじめると腰がS字にというように、成長とともに大人と同じ形に変化していきます。
お座りができるようになったぐらいの段階で枕を使ってあお向けに寝かせてあげると、自然な背骨の形になるようサポートしてあげることができます。
赤ちゃんに枕を使うのはいつから?新生児におすすめの枕は?
赤ちゃんの頭は生後3ヶ月までは骨が柔らかく、形がかわりやすいため、生後すぐに枕を使うと変にくぼんでしまったりする場合もあります。
枕を使うのは3ヶ月以降の首が据わって寝返りができるようになってからがいいでしょう。
それまではタオルで首を支えてあげる程度で充分です。
枕を用意するときも、ミルクや母乳の吐き戻しなど、汚れることを考えてタオル地などの洗える素材がおすすめです。
赤ちゃんの枕をタオルで代用する方法は?
寝返りを打てない赤ちゃんは後頭部に汗がたまりがちなので、タオルを頭の下に敷いてあげると汗取りにもなります。
やり方は薄くて小さいタオルを三つ折、または四つ折にして赤ちゃんの頭の下に敷くだけ。
ふわふわのタオルだと、寝返りなどの拍子に顔にかかって窒息する恐れがあるので、できるだけ薄めのタオルにしましょう。
また吐き戻しがあったときにすぐに分かるように明るい色がおすすめです。
大人のマネをして枕を欲しがったら、畳んだタオルに枕カバーをかけてあげると喜びますよ。
赤ちゃんにドーナツ枕を使ってもいい?
真ん中がくぼんでいるドーナツ型の枕は赤ちゃんの頭の形を整えるのをサポートしてくれます。
赤ちゃんは産まれるときに狭い産道を通るため頭が細長くなっていることが多く、産まれてからも明るい方に向く癖があるので、寝るときに同じ方向ばかり向いて頭の形に影響がでることがあります。
本来はベッドの方向を変えたり、親がこまめに声掛けをして調整してあげるのが好ましいのですが、大変な場合はドーナツ枕を活用するのも良いでしょう。
赤ちゃんの枕は無理に使わず安全を優先しよう
新生児のうちから無理に枕を使うと、頭の形に影響が出たり、最悪の場合、枕が顔にかかって窒息してしまうことがあります。
気になるときはタオルで代用し、お母さんが近くにいてあげるようにしましょう。
新生児のうちは眠っている時間がほとんどですので、赤ちゃんが快適に、安全に眠れるような環境を整えてあげてください。
赤ちゃんの枕|選ぶときのポイント~使い方によって絶壁防止にも
赤ちゃんに合った枕の選びかた
赤ちゃん用の枕は様々な素材や形状のものが売られています。月齢や、求める効果に合わせて選ぶようにしましょう。
赤ちゃん用枕の種類(形状)
ドーナツ型
真ん中にくぼみのある円形の枕です。
大人用のドーナツ型枕と違い、赤ちゃん用は真ん中に穴が開いていないので頭が落ちてしまうことはありませんが、枕が高すぎて首が圧迫されていないかどうか、気をつけてください。
また頭が深く沈んでしまわないよう、くぼみが深いものは避けましょう。絶壁を防ぐ効果がありますが、生後すぐよりも、首がすわる3ヶ月ごろから使い始めるのがおすすめです。
頭の形が少々変形しても、5ヶ月ぐらいまでなら治るといわれています。
吐き戻し防止枕
ミルクなどの吐き戻しを軽減するために、ゆるやかな傾斜になっています。
風邪や鼻炎による鼻づまりにも効果があります。
赤ちゃんがすべることがあるので、タオルを挟んだり、両脇に置くなどして、上手く調整してください。
授乳枕+タオル
普段授乳用のクッションを使っている場合、首の下にタオルを丸めて敷いてあげるだけで布団兼まくらにすることができます。
新生児~2ヶ月ぐらいまでの赤ちゃんにおすすめです。
身体を覆うようなやや丸まった感じでつくると、赤ちゃんが安心して眠れます。そのままの状態でミルクもあげられるので便利です。
赤ちゃん用枕の高さはどれくらいがいいの
首を固定するためのものなので高さは必要ありません。
むしろ高すぎると気管が圧迫されて息ができなくなるので注意してください。
タオルを3つ折りか4つ折りした位のもので充分です。
素材はどんな素材がいいの?
赤ちゃんは肌が弱く荒れやすいため、肌触りの良い天然素材のシルクやオーガニックコットンがおすすめです。
少し値は張りますが、寝ている時間が長いので良いものを選んであげましょう。
赤ちゃんの絶壁を防止する枕の使い方
枕を使うことで赤ちゃんの頭が絶壁になるのを防ぎたいと考えている方は、
以下の
- 絶壁になりやすい寝方
- 絶壁にならないための対策
を参考にしてください。
絶壁になりやすい寝方
- いつも同じ向きで寝ている
- いつも同じ方からミルクをあげている
- ママやパパの添い寝の位置がいつもいっしょ
赤ちゃんはママやパパのいる方や音・光のある方に顔を向けて寝るので、毎回同方向にママやパパがいたり、ベッドの向きが同じだと、同じ方ばかりを向いて寝ることになります。
絶壁にならないための対策
- 寝かせる向きを変える(ベッドの向きを前後反転させる)
- ミルクをあげる向きを変える
- 添い寝をいつもと反対にする
- 光や音でつって反対を向かせる
- タオルをロール状に巻いて下になっている方に差し込む
- タミータイムをやってみる
他にもモビールなどを飾っている場合は、つるす位置を定期的に変えたりすると効果的です。
ミルクをあげる向きを変えるのは、授乳用クッションを使うとやりやすいですよ。
タミータイムとは
後頭部の圧迫を防ぐため、寝ているときは仰向けで、起きているときはうつぶせにさせる方法です。
ただし生後2ヶ月以降で、窒息しないよう、必ずママが目の前で見てあげられるときに行ってください。
タミータイムを実践していると、寝返りを早くうてるようになるというメリットがあります。
タミータイムの代わりに、赤ちゃんが起きている間はなるべく抱っこをしてあげるようにするのも、後頭部の圧迫を防ぐ効果があり、また同時に赤ちゃんとママとのスキンシップにもなって、大変良いとされています。
余裕があれば試してみてください。
赤ちゃんに枕はいつから必要?使うとよい時期やおすすめの人気ベビー枕5選
最後に市販のおすすめ枕をご紹介します。
低価格のものから高品質の商品まで幅広く取り揃えましたので、気になるものをチェックしてください。
おすすめベビー枕5選
エスメラルダ/ドーナツ枕
絶壁防止に役に立つドーナツ型の枕です。
マジックテープ部分を重ねたり外したりすることで高さを調整できます。
綿100%の日本製で安心。柄が沢山の種類から選べるので、男の子にも女の子にもぴったりのものが見つかります。
ジェルトロン/ベビー枕
ジェルトロンという衝撃緩衝材を使った枕です。
体圧を上手に分散してくれるので寝返りもスムーズ。
生地はオーガニック生地とタオル生地から選べます。
枕ごと丸洗いできるので、汗をかいても清潔に使い続けられます。
日本エンゼル/高さ調節枕
ベビー用品の老舗メーカーである「日本エンゼル」の商品です。
枕の中に細かいビーズが含まれていて、ビーズを移動させることで枕の高さを3段階に調節できます。
成長に合わせて形を変えられ、新生児~2歳頃まで使うことができるお得な商品です。
ディズニーベビー枕/ベビープー(0ヶ月~)
ドーナツ型のくぼみの部分にプーさんのイラストが描かれたかわいい枕です。
値段も1,000円以内とお得なので、まずはベビー枕がどのような感じなのか試しに使ってみたいという方におすすめです。
東京西川/医師がすすめるベビー枕
布団などで有名な西川産業の商品。
皮膚がデリケートな子供のために、通気性や感触も考えて作られています。
丸洗いが可能。3色のパステルカラーから選べて、それぞれに違った動物の顔が刺繍されています。
赤ちゃんの状態にあった枕を選んで!
枕を使うことで、吐き戻しや絶壁が防げるほかに、背骨がきれいな形になるという効果もありますが、生後すぐの、背骨がC字に曲がっている時に使っても効果はありません。
むしろまっすぐ足を伸ばして寝かせると逆に背骨に悪影響を及ぼします。
新生児のうちはタオルを巻いて首の下にいれ、ぐらつきを防いであげる程度でよいでしょう。
向き癖や頭の形は、最初気になっても、成長とともにだんだん改善されていくといわれています。
あまり神経質になりすぎず、どうしても気になるときや子供が使いたがったタイミングで枕を使うようにすればOKです。
枕を使うときは赤ちゃんが楽に呼吸ができるよう、高さや姿勢に注意して、長時間目を離さないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
枕を使うと、頭の形の矯正や吐き戻しの防止などメリットもありますが、逆に頭が圧迫されてへこんだり、最悪の場合は枕が顔にかかって窒息してしまうというリスクもあります。
赤ちゃんが枕を使うのに最適な時期を見極め、使うときにはくれぐれも呼吸がしやすいように枕の高さや姿勢に気をつけて、目を離さないように注意して下さい。
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