赤ちゃんに白湯はのませていいの?白湯の効果と作りかた。
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白湯を飲ませるメリット
離乳食の準備として
赤ちゃんが5、6カ月になると、離乳食を始めます。
それまでの間、母乳かミルクしか飲んでいなかった赤ちゃんが急に離乳食に移行すると、抵抗して口に入れない場合があります。
離乳食は水と合わせて調理することが多いことから、白湯で水の味に慣れて、離乳食をスムーズに移行できるようになると言われています。
また、離乳食が始まる時期に乳歯が生え始めますので、母乳やミルクを飲ませたあとに虫歯予防としてや、寝る前などに口の中をゆすぐつもりで飲ませる場合も多いそうです。
混合育児の練習として
母乳とミルクの両方をあげることを混合育児といいます。
お母さんが乳腺炎や風邪などで母乳をあげるのが難しくなってしまった場合に備えて、混合育児にしたいと考える人が多いそうです。
しかし、赤ちゃんが母乳の味だけに慣れてしまうと、哺乳瓶からミルクを飲むのを嫌がる可能性があります。それを避けるために、まずは白湯の味を覚えて、哺乳瓶に白湯を入れて慣れさせます。
それからじょじょに哺乳瓶でミルクをあげるようにすると、抵抗なく飲んでくれる場合が多いそうです。
赤ちゃんの便秘解消に
母乳やミルクだけをあげているうちは、赤ちゃんは便秘になりにくいと言われています。
しかし、離乳食を始めると腸環境ががらりと変わります。水分摂取が減るために便が硬くなってしまい、便秘になるケースが非常に多いそうです。
白湯には腸を刺激して便通を促す作用があります。また、消化機能を高め、代謝があがる効果もあるため便秘解消に繋がります。
だから大人の女性も白湯を積極的に飲む人が多いのですね。
離乳食を始めたころの赤ちゃんは食物繊維を多く食べさせるよりも、水分を補給するほうが便秘解消に繋がると言われています。早い段階から白湯に慣れさせておくと、いざ便秘になってしまった時に白湯効果が発揮されるかもしれません。
便秘解消に白湯をあげる場合は一工夫を!
便秘を解消させたいけれど、白湯をスプーンでも哺乳瓶でも飲んでくれない・・という場合に、白湯にオリゴ糖や、砂糖をほんの少し入れると甘くなり、赤ちゃんも飲みやすいと言われています。
オリゴ糖は腸内環境を整える効果があることから、便秘解消に効くと有名ですよね。虫歯にもなりにくい糖なので、安心して使用できます。
しかし、甘いからといってハチミツは使用しないようにしてください。ハチミツにはボツリヌス菌が含まれている可能性があり、腸が発達していない乳児が摂取してしまうと食中毒にかかってしまう可能性があります。
厚生労働省でも1歳未満の子供は摂取しないようにと呼びかけられていますので、与えないようにしてください。