妊娠初期にあごに吹き出物が出やすいのはなぜ!?その理由とケア方法を紹介!
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妊婦さんの吹き出物 改善ケア方法
では妊娠中の吹き出物を改善するにはどうすれば良いのでしょうか?
妊娠中のニキビケアに関しては別記事の「妊娠中のニキビはなぜできるの??ニキビの原因と治し方、予防方法まとめ」でも具体的にお話ししました。
ですので今回は、あごの吹き出物の主な原因であるホルモンの影響を重点に置いた改善ケア方法をお話ししたいと思います。
妊娠初期のホルモンが影響している吹き出物は妊娠中の一時的なものである可能性が高いです。ホルモンバランスは妊娠中期ごろには整ってくるので、それに合わせて自然と吹き出物も治ることが多いでしょう。
とはいえ、吹き出物ができていても何もせずにただ我慢しろというわけではありません。
吹き出物改善にはスキンケアや食事や生活習慣、睡眠、ストレス改善を行い、肌に負担をかけないようにし、身体の内側から健全な妊娠環境を作っていくことがとても大切です。
これはお肌のためだけでなくお腹の赤ちゃんのためにもなるので妊婦さんにとって最善のケア方法といえます。
では具体的なケア方法について詳しくみていきましょう。
食事改善
あごニキビはビタミン不足が原因と言われています。
なかでもビタミンA 、B1、B2、B6、C の5つが不足すると吹き出物ができやすくなるので積極的に取り入れていきましょう。
ではそれぞれのビタミンが肌にどのように作用するかをみていきましょう。
ビタミン | 作用 | 多く含まれている 食べ物 |
ビタミンA | 皮膚の再生力と免疫力を高める。
アクネ菌の増殖を抑制する。 不足すると乾燥肌になりバリア機能が低下。 角質が肥厚し毛穴を詰まらせ吹き出物に。 |
など |
ビタミンB1 | 自律神経を整える。
妊娠中の睡眠不足から交感神経が優位になると皮脂分泌が増加し吹き出物に。 |
など |
ビタミンB2 | 皮脂の代謝を正常に促進して過剰分泌を抑える。 |
など |
ビタミンB6 | 肌を作る元であるタンパク質の代謝に関わり、肌のターンオーバーを正常に整える。
不足するとターンオーバーが乱れ角質肥厚から吹き出物に。 |
など |
ビタミンC | 抗酸化作用→吹き出物の炎症を引き起こす活性酸素を抑制する。
ホルモンバランスの影響によりストレスを受けやすい妊娠中のストレスを緩和させる働きもある。 |
など |
スキンケアの見直し
妊娠中は肌が敏感になります。スキンケアやメイク品などの化粧品を低刺激性のものや敏感肌用のニキビケア製品にかえるといいでしょう。
また正しい洗顔を心がけ肌に負担を与えないようにしましょう。
(詳しくは別記事「「妊娠中のニキビはなぜできるの??ニキビの原因と治し方、予防方法まとめ」や「妊婦さんが敏感肌に肌質が変化する理由とおすすめケア方法」に記載しています。)
ストレス改善
先述したとおり、妊娠初期の吹き出物は黄体ホルモンなど妊娠初期特有の影響によるストレスが原因の1つです。言い換えれば、妊娠中という期間限定の肌トラブルです。
「結局、一時的なものなのでいずれ治る」と大らかに捉えることもストレス緩和にはとても大切です。
改善のためにあまり気にせず悩まないようにしましょう。
またつわりのストレスを感じるようなら、別記事の「つらいつわりに先輩ママが実践したつわり軽減方法20選」に記載してあるものを参考につわり改善を試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
食事や睡眠、スキンケアなどのセルフケアでの吹き出物改善はママさんの身体を健全な妊娠環境にすることができるので、お肌だけでなくお腹の赤ちゃんのためにもとってもいいことですよね!
真っ先に薬などに頼る前に、まずはセルフケアで改善できるよう頑張りましょう!