プレママさん必読!赤ちゃんの医療費で損をしないための乳幼児医療証とは?その手続き方法
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赤ちゃんの医療費助成制度って?ママが知っておきたい制度内容
赤ちゃんが生まれた後に病院にかかるとき、助成の対象となる年齢、助成される金額については、自治体によって違いがあります。
まずは、医療費助成制度の制度内容を解説していきます。
助成される内容と、その助成方法
大人が病院へ行った際に、本来かかる診療費の一部を窓口で支払いますよね。
乳幼児医療費助成制度は、子育て支援の一環として行われている制度のひとつで、窓口で支払うべき自己負担分を、自治体が助成してくれるものです。
助成される方法や自己負担の金額については自治体により様々です。
多くの自治体で行われている助成方法は、ママが赤ちゃんを病院に連れて行った場合に、健康保険証と乳幼児用医療証を窓口に呈示します。その後、
- 窓口での自己負担は数百円から千円程度必要で、それ以上の支払いは不要
- 窓口での支払いは自己負担し、申請すると返還される
- 一定年齢までは自己負担が数百円から千円程度必要でそれ以上が不要。一定年齢を超えると支払いは自己負担し、申請後に返還される
などがあります。
助成される費用と助成されない費用
実際に医療機関へ支払うものの中で、助成されない費用があるので、ママはしっかりと把握しておきましょう。
助成されるもの
赤ちゃんの入院や通院に対する医療費と、その薬代など、健康保険の対象となるものが助成されます。
助成されないもの
入院中の食事代や、個室などの差額ベッド代、薬の容器代や、健康診断、予防接種など健康保険対象外の費用は助成されません。
そして助成されるもの、されないものについても、自治体によるところが大きくあります。
特に、通院か入院かによって、医療費と薬代が助成される場合とされない場合が助成対象年齢によって分かれている自治体も多くあります。
日々忙しいママも、自治体のサイトのチェックは細かく行うようにしましょう。
実際はどうすればいいの?乳幼児医療証をもらう手続き
医療費助成を受ける場合には、赤ちゃんの乳幼児医療証(医療費受給資格証など)を医療機関へ提示する必要があります。
まずは、ママやパパが加入している健康保険に赤ちゃんが加入していなければなりません。赤ちゃんが生まれたら、加入している健康保険組合に必ず連絡し、手続き方法を尋ねましょう。
その後、自治体の役場・役所で乳幼児医療証交付の手続きが必要になります。赤ちゃんが生まれた時の出生届を出す場合にはもちろんですが、引っ越しをした場合は新しい住所のある自治体で新たに医療証を交付してもらいましょう。
自治体により異なりますが、概ねの手続き方法としては以下のような流れになります。
乳幼児医療証をもらう手続き場所
各自治体の役場・役所の社会福祉課、市民課など
乳幼児医療証をもらう手続きに必要なもの
子供の健康保険証、印鑑、ママやパパなど申請する人の本人確認書類(運転免許証やパスポート、個人番号カードなど)。
マイナンバーの確認が必要な場合は個人番号カードや通知カード、住民票などが必要な場合もあります。