赤ちゃんのいる家庭の蚊対策で市販の虫除けスプレーを使わない方が良い理由とおすすめの虫除け方法
いや~な蚊から赤ちゃんを守る!必見蚊対策!
市販の虫除けスプレーや蚊取り線香などの、赤ちゃんに対する危険性の有無や程度がわかったところで、赤ちゃんを蚊の脅威から守るための方法を、場面別にご紹介します。
蚊が好んで刺す人の特徴
蚊に刺されないための対策を立てるため、まずは蚊が好んで刺す人の特徴をまとめました。
- 女性より男性が刺されやすい
- 体温が高い人が刺されやすい・・・蚊は人や動物が発散する炭酸ガスを感知して近寄り、その発生源が体温を放っているかどうかで獲物かどうかを判断するため。
- 暗い服を着ている人が刺されやすい・・・ある実験で、黒→青→赤→褐→緑→黄→白の順に蚊が集まりやすいという結果がある。
- 日焼けしている人が刺されやすい・・・洋服といっしょで暗い色が好みなため、日焼けしていて肌が黒っぽくなっている人が刺されやすい。
- 汗っかきの人・・・蚊は汗に含まれる乳酸を好むため。
こうした蚊の性質を上手く利用して、赤ちゃんを蚊から守ってあげましょう。
赤ちゃんの上手な虫よけ方法は?
外出時
なるべく肌の露出を避け、服は黒っぽい色はさける
ランニングなどの袖なしは避け、できるだけ袖のある服を着せましょう。
蚊は黒や青などの濃い色を好むので、お出かけの際には白いTシャツなど薄い色の服を着せてあげると良いでしょう。
肌が露出する部分には虫除けを塗る
どうしても服で隠せない腕や顔には虫除けを塗りましょう。
ディート入りの商品を使うのが不安な場合は、「シトロネラ」「ユーカリ」「ペパーミント」など、虫が嫌う香りの天然由来オイルを使うのもおすすめです。
虫除けは時間がたつと効果が薄れてしまうので、外出の直前に塗り、時間が経ったら塗りなおすようにしましょう。
日焼け止めも同時に塗る場合には、先に虫除けを塗って、乾いてから日焼け止めを重ねるようにします。
どちらもムラが無いようにまんべんなく塗ってください。
汗をかかない工夫をする。かいたらすぐ拭いてあげる
蚊は汗のにおいに敏感に反応して寄ってきます。
なるべく日陰を選んで汗をかかない工夫をしたり、汗をかいたときにはすぐに拭いてあげましょう。
外出はなるべく朝夕の蚊の活動時間を避ける
蚊の活動が活発になるのは、朝の5~6時と夕方の6~7時です。
できればこの時間の外出は避け、別の時間に外出を済ませるようにしましょう。
室内
窓を開けるときは必ず網戸を
蚊の侵入を防ぐため、窓を開ける際には必ず網戸をしましょう。
網戸に蚊がとまっていることもありますので、開閉する前に必ず網戸を軽くはたくようにしてください。
外からの虫の浸入を防ぐ空間用の虫よけも便利
玄関や物干し竿に吊るすタイプの虫除けも便利です。
ドアやベランダの開閉時の蚊の侵入を防ぐことができますし、赤ちゃんの側に置かないので、人体への影響も最小限で済みます。
就寝時は赤ちゃん用の蚊帳を利用する
網戸だけでは防ぎきれず、蚊が室内に侵入している場合もあります。赤ちゃん用の蚊帳を利用して、2重で蚊の侵入を防ぎましょう。
海外製にはなりますが、蚊帳付きのベビーベッドも販売されています。
蚊取り線香を利用する
電子タイプでない、煙が出るタイプを利用する場合には、赤ちゃんに直接煙がかからないように注意しましょう。
蚊が侵入しやすいベランダや窓辺などに置いておくと効果的です。
赤ちゃんが蚊に刺されないよう予防を徹底しよう
このほかにも、蚊が潜みやすい雑草の集まりや水溜りなどを取り除いて、まずは家の周りで蚊が発生するのを予防しましょう。
万が一蚊に刺されても重大な病気にかからないように、日本脳炎などの予防接種を受けておくのも大事です。
夏前に十分な準備をして、赤ちゃんを蚊から守ってあげてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんが蚊に刺されると、痒いだけでなく、重大な感染症にかかってしまう危険性もゼロとはいえません。
今回ご紹介した方法を参考に、しっかりと対策を行ってください。
ディートが含まれる虫除けスプレーを利用する際には、くれぐれも頻度や使用方法などに注意してくださいね。
蚊対策をばっちりと行って、元気に夏を乗り切れると良いですね。