赤ちゃんの寝つきが良くなる??アロマの驚きの効果とは?
赤ちゃんにとって安全なアロマの使い方は?
3歳未満のお子様には、必ず「芳香浴」のみを実施します。
芳香浴とは、空間に香り成分を拡散させて、空気中に漂った香り成分を鼻から吸入する方法です。
アロマディフューザーやアロマポットなどといった専用の器具を使用するのが一般的ですが、熱湯を入れたマグカップにアロマオイルを垂らしたり、ティッシュやガーゼなどにアロマオイルを垂らして枕元に置くなど、手軽に代用することもできます。
ただし、誤って赤ちゃんが口にしてしまうことのないよう注意してください。
赤ちゃんの寝つきをサポートするのにおすすめの精油はこちら!
ラベンダー
作用が穏やかなため安全で使いやすく用途も広いので、1本持っているととても便利です。
香り成分の75%が鎮静に役立つ成分で構成されており、血圧や心拍数を下げ、神経のバランスを調整する働きがあると言われています。
そのため、眠りやすいように体の状態を整えてくれます。
カモミールローマン
ヨーロッパでは古くから民間治療薬に用いられた植物で、「女性と子供の精油」と呼ばれるほど広く安心して使える精油です。
安眠を誘う精油として有名で、乾燥させたカモミールはハーブティとしても利用されます。
高ぶっている神経や動揺を鎮めると言われており、子供の癇癪(かんしゃく)にも有効です。
フルーティな甘い香りは子供でも受け入れやすく、アロマに慣れていない赤ちゃんにもとても使いやすい精油です。
サンダルウッド(白檀)
心を落ち着かせ安心させる以外に、精神的ストレスや緊張も緩和します。
特に環境の変化や、ママが不安なときなど、何かを感じ取ってぐずるような赤ちゃんを落ち着かせるのに効果的だと言われています。
甘みのある重い香りは記憶にも残りやすく、香りと睡眠を結びつけるトレーニングに使いやすいです。
オレンジ
おなじみのオレンジの果実の皮からとれる、フルーティで親しみのある香りの精油です。
アロマに慣れていない赤ちゃんでも受け入れやすく、値段も安価なため、初めての精油としてよく選ばれます。
特に、孤独感を抱えた心を安心させ、明るい気持ちに導いてくれると言われており、抱っこをやめると不安がってないてしまう赤ちゃんにおすすめの精油です。
ラベンダーと混ぜて使用すると香りも豊かになるうえ、安眠効果も高まります。
スイートマジョラム
冷えた心や身体を温めてくれるというスイートマジョラム。
婦人科のクリニックでは冷え性や月経痛などにもよく使用されます。
血管を広げて血液の流れを良くする成分を含んでおり、寝る前に使用することで、余分な体熱を放散しやすくし、寝つきが良くなります。
ベンゾイン
バニラのような甘い香りが高いリラックス効果を発揮する精油です。
別名は安息香と呼ばれ、その名の通り、呼吸を穏やかにしてくれるという特徴を持っています。
粘膜を保護して潤わせる働きもあると言われており、呼吸器系のトラブルで眠れないときにおすすめです。
ただし、原料となる樹脂はかなり粘度が高いため、一般的に販売されているベンゾインの精油はアルコールで希釈されていることが多いです。
希釈に使われているアルコールも、植物性のものを選ぶようにしてください。
アロマをうまく利用して、心地よい時間を!
家事や育児でクタクタなのに、なかなか赤ちゃんが寝てくれない。
眠いのになかなか寝付けずイライラしている赤ちゃんを見るとつらい。
真剣に育児に向き合っているママだからこそ、悩むことも多いですよね。
そんなとき、アロマは気持ちを切り替えるきっかけとしても活躍してくれます。
初めから「アロマで寝付かせよう!」と意気込んでも、なかなかうまくいかないこともあるので、ママと赤ちゃんがリラックスタイムを共有するような気持ちで、アロマをのんびりと楽しむところから始められるといいですね。
この記事を読んだ方はこちらの記事も読んでいます。