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赤ちゃん・子供のギャン泣きはなんで!?ギャン泣きが一瞬でとまる対処法とは?

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実は成長のチャンス!シーン別、子供のギャン泣き対処法


赤ちゃんと違ってある程度の言葉を話し、大人の言うことも理解してくれる子供でも、自分の要望が聞き入れられないとギャン泣きすることがあります。

公共の場などでギャン泣きされると親もイライラして怒鳴ったり叩いたりしてしまい、後で自己嫌悪に陥ってしまう場合も。

そこで、子供のギャン泣きで困ったときの対処に関する専門家の意見をご紹介します。

ギャン泣きは子供の成長のチャンス!

子供がギャン泣きするときは、自分の要望を何とか聞き入れてもらいたいときです。

そのときに冷静に対応して、今はガマンしなければならないとき、こうすると上手にできるようになる、と教えてあげることで、自制心や社会性を育て、子供の成長につなげることができます。

親の我慢強さが必要になりますが、子供の成長のチャンスと思って、上手に対応してください。

シーン別、子供がギャン泣きした時の具体的なアドバイス

寝ぐずり(1歳前後)

赤ちゃんや幼い子に多いのが、眠いのに寝れないときに泣く「寝ぐずり」です。

毎日繰り返されるとママの体力や精神力がゴリゴリ削られてしまうので、上手に対応しましょう。

対策

ママが焦ったりイライラすると子供にも伝わってしまうので、落ち着いて一定のリズムで背中を軽く叩いたり、

子守歌を歌ってあげましょう。毎回同じように対応すると、それが子供にとって眠るための儀式となり、簡単に寝られるようになるかもしれません。またこのような儀式を作らなくても、月齢が上がると自然に解消されていきます。

公共の場でのイヤイヤ(1〜2歳)

電車の中やスーパーマーケットなど、ほかにも人がたくさんいる場所でのギャン泣きは、早く泣き止ませなくては!と焦ってしまいます。泣き止ませるために買う予定のないおもちゃやお菓子を買ってしまい、悩むママパパも多いようです。

対策1

出かける前に、「今日はスーパーに行って晩ごはんのおかずを買うよ。ほかの人もお買い物してるから、静かにしておこうね」と、場所や目的、注意点を伝えておきます。小さいから理解できないのでは?と思うかもしれませんが、繰り返し言い聞かせることで子供の状況を把握する力も身についていきます。上手にできたときは、きちんと褒めてあげてください。

対策2

泣いたときにも、焦らずに背中をトントンしながら言葉で穏やかに説得する、という訓練を日ごろからしておきましょう。子供も買ってもらえないことは分かっていながらも、でも欲しいという心の葛藤と戦っているのです。説得したうえで、「帰ったらアニメを見ようね」「今日の晩ごはんはカレーにしようね」と未来に希望を持たせてあげるとより良いでしょう。自宅でも訓練しておくと、いざというときに焦らずに対応できます。

就寝前のギャン泣き(2歳前後)

1歳を過ぎても就寝前にギャン泣きをすることがあります。

対策

寝ぐずりと同じように落ち着いて対応しましょう。泣いてママに訴えても仕方ないということをわかってもらうために、必要以上にあれこれしすぎず、忍耐強く見守ることが大事です。そのうちに子供自身で乗り越えていきます。

ベビーカーの拒否(1~3歳)

急いでいるときに限って、ベビーカーやベビーシートに乗るのを泣いて拒むときがあります。ついつい声を荒げたり無理やり乗せてしまったりして、子供も余計に泣き、親子でへとへとになることも。

対策

「今日は病院に行くよ。時計の長い針がここに来たらおうちを出て、ここに来るまでに病院に行くからね」と、事前に余裕を持って予定を伝えておきましょう。最初は理解できなくても、繰り返せば子供も分かるようになります。最初のうちは、家を出るまでの時間、出てからの時間も余裕を持って見積もっておきましょう。

自己主張からの癇癪(2~4歳)

自分で服を着たい、ご飯を食べたい、と自分であれこれしたい時期が2~4歳ぐらいの頃にやってきます。自分でやりたいのにうまくできないとき、親が手を出してしまったときなどにギャン泣きします。

対策

時間がないときなどは焦って手を出してしまいがちですが、一度落ち着いて、どこでつまづいているのかを観察し、「こうすると上手くできるよ」「そこだけママが一緒にやってみようか?」と具体的なアドバイスをしたり、子供の意見を聞くように心掛けてください。この時期に出来る限り子供にやらせて親はサポートに徹することで、子供のさらなる成長を促すことができます。

ギャン泣き対策で心掛けたい5カ条

最後に、ここに挙げた場面以外でも子供がギャン泣きしたときに常に心掛けておいてほしい5つのポイントをご紹介します。

恐れない

一番大切なのは、子供がギャン泣きしても慌てない、恐れないことです。公共の場で泣かれると周囲の目を気にしてその場しのぎの対応を取ってしまいがちですが、それではギャン泣きはいつまでたっても治りません。一呼吸おいて冷静に対応できるように向き合いましょう。

コミュニケーションを大切にする

子供がまだ小さいので言ってもわからない、と諦めるのはやめましょう。子供をひとりの人間として尊重し、できるかぎり言葉で伝えるように心掛けます。

必要以上に叱らない

ギャン泣きをやめさせようと大きな声で叱ったとしても、一時的に泣き止むだけで、子供の中には恐怖が残ったり、なぜその行為がだめなのか理解出来ないままで終わってしまい、根本的な解決にはつながりません。

反応しない

おもちゃを買ってほしい、などのワガママでギャン泣きをしている場合は、無関心を装うのもひとつの手です。相手にされないと分かると、自然にやめることもあります。

褒めるときは具体的に

子供が自分の欲求を我慢できたとき、泣かずに過ごせたときは「欲しいのに我慢できて偉かったね」「1日泣かずにお出かけできてすごいね」と具体的に褒めてあげましょう。褒められると嬉しいので、次回に同じようなことがあったときにも頑張ろうと思えます。

子供がギャン泣きをしたときに冷静に対処するには、親の側にも自制心や忍耐力が要求されます。

叱りたい気持ちをぐっと抑えて、子供の成長に繋がると思い、冷静に言葉で言い聞かせられるように心掛けましょう。

普段から自宅でも言葉のコミュニケーションを密にしておくと、不測の事態にも対応しやすくなると思います。頑張ってくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

赤ちゃんや子供のギャン泣きに対応するときのポイントは、親が落ち着いて冷静であることです。

つい焦ったり、ストレスを抱えてしまいがちですが、色々な方法を試してそこから自分の最善と思える対処法を見つけていってください。

悩んだら周りのママさんや親戚に相談してみると、良い意見をもらえるかもしれません。

ギャン泣きは子供の成長のチャンスでもありますので、周囲にも協力してもらいながら、上手に対応していけると良いですね。

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