妊婦さん必見!毛染めは胎児への影響はあるの?ないの? 注意すべき時期とポイント
注意すべきカラー剤の成分
毛染めのカラー剤には医薬部外品に分類される酸化染毛剤というものが入っています。
これは美容院のカラー剤と市販のカラー剤のどちらにも入っていることが多いのですが、この中で特に注意してほしいのがアンモニアなどのアルカリ剤とジアミン系染料です。
まずアルカリ剤は髪の毛を明るくするための成分ですが、ピリピリしたり赤みが出るといった接触性皮膚炎を起こす可能性があります。
またジアミン系染料は髪の毛を染めるための成分ですが、アレルギー性のかぶれを引き起こす可能性があり、ひどい場合は顔が腫れ上がるなどアルカリ剤よりも重い症状が出る恐れがあります。
しかしどちらの症状も個人差があり、全ての妊婦さんに必ず発症するというものではありません。あくまでその成分が合わない人にこうした拒否反応が出てしまうリスクがあるということです。
ですのでなるべくこれらの成分を含まないものを使用するように心がけましょう。
美容院によってはジアミンフリーやアルカリ剤フリーのカラー剤を使用しているところもありますので、事前に確認してみてもいいでしょう。