なんで!?赤ちゃんがパンを嫌がる!離乳食に使うべきパンの選び方とおすすめメニュー
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離乳食にパン!いつから大丈夫?
5~6カ月ごろ
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7~8カ月ごろ
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9~11カ月ごろ
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1歳~1歳6カ月ごろ |
○ | ○ | ○ | ○ |
8枚切り1/8枚に湯または調乳したミルク大さじ2を加えて電子レンジで約30秒加熱し、すりつぶす。 | 8枚切り1/6枚に湯または調乳したミルク大さじ2を加えて電子レンジで約30秒加熱。粗くすりつぶす。 | 8枚切り1/4枚を5mmくらいにちぎり、電子レンジで10秒ほど加熱した牛乳に浸す。 | 8枚切り1/4を軽くトーストし、1cm幅くらいのスティック状に切る。 |
生後5、6カ月ごろから食べさせることができます。
10倍粥に慣れて、上手にのみこめるようになったら与えましょう。
離乳食をスタートした5、6カ月ごろは、湯やミルクなどを加えてポタージュ状にしてからすりつぶします。
7、8カ月ごろは、小さくちぎって湯やミルクを入れてとろとろになるまで火を通し、粗くつぶします。
9~11カ月からは、牛乳などに浸してやわらかくしてあげてみて、大丈夫そうであればパン粥を卒業し、赤ちゃんが持ちやすいように細いスティック状に。
12~18カ月ごろになれば、太めの棒状に切って、耳の部分も食べられるようになります。
どのようなパンを選べばいいの?
- 食パン(プレーン)・・5~6カ月ごろから
- ロールパン・・9~11カ月ごろから
- バケット・・9~11カ月ごろから
- 蒸しパン・・12カ月ごろから
パンは油脂分や糖分が含まれているものが多く、乳化剤やイーストフードなどの添加物が含まれているものもあります。
市販のパンを買う時は、それらの成分が入っているものはできるだけ避けて、プレーンな食パンを選びましょう。
食パンの耳の部分ですが、固くて油脂分がついている場合もあるので、1歳未満の場合は白い部分のみ使いましょう。
サンドイッチ用の食パンを利用するのもいいです。
ロールパンは油分が多く、バケットは塩分が多いので、9カ月以降にとりいれましょう。
市販の蒸しパンの場合は12カ月ごろから。手作りの場合は9カ月~ごろから大丈夫です。
菓子パンや揚げパン、クロワッサンやライ麦、全粒粉などが入っているパンも避けたほうがいいです。
食パンといっても、商品によって原材料が違います。市販のパンを離乳食に使う場合は、成分表示を確認するようにしましょう。
パンは冷凍保存できる?
パンはカビが生えやすいので、できるだけ早めに使いきりましょう。
使わない場合は冷凍保存をすることをおすすめします。
食パンのまま冷凍保存する場合は、1回分ずつにしてラップに包み、冷凍用保存パックに入れて保存します。
使う時は解凍するか、凍ったままの状態ですりおろしたり、トーストで焼くようにしましょう。
冷凍した食パンを使用するほうがとろみもつきやすくなります。
パン粥のまま冷凍保存する場合は、ミルクではなく湯で煮たものにしましょう。ミルク粥の場合は作ってすぐに食べたほうが安心です。
製氷皿に1回分ずつ入れて、完全に固まったら冷凍用保存パックに移しかえて保存しましょう。
どのように献立を考えたらいいの?
- エネルギー源・・穀類、いも類、めん類など
・・体を動かしたり体温調節をする。 - ビタミン・ミネラル源・・野菜、果実、海草、きのこ類など
・・体の調子を整えて成長する過程で必要な栄養素。 - たんぱく質源・・肉、魚、卵、乳製品など
・・筋肉や骨、肝臓などの体を作る材料になる。
栄養バランスですが、上記の3つのグループを組み合わせて献立を考えましょう。
最初の5,6カ月ごろは離乳食に慣れることが大切ですが、7、8カ月以降からは栄養バランスが大切になります。
上記の3つの食品グループから、毎食1種類以上の食品を選んで組み合わせて離乳食を作っていきましょう。
主食+たんぱく質のおかず、ビタミンのおかずというように考えていけば、バランスよく取り入れることができます。
パンはエネルギー源になるので、ビタミン・ミネラル源の野菜、たんぱく質の白身魚や豆腐などを取り入れます。
そこまで神経質になりすぎず、2~3日の食事バランスでみていけば大丈夫です。