出産報告を年賀状でするときの注意点や例文集!
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これで安心!出産報告の年賀状の写真と文例
出産報告は年賀状で済ませてOK?
そもそも出産報告を年賀状とまとめてしまってよいのか、という問題がありますが、その答えは送る相手によって異なります。
親しい友人や身内、お祝いを貰った人に対しては、出産後1-2ヶ月後に挨拶状を贈るのが正式なやり方です。
しかし、最近はメールで報告を済ませ、年賀状であらたまった挨拶をする、という人も増えているので、特に気を使わない相手でしたら、そのようにして問題ないと思います。
しかし年配の方の中には、やはり年賀状とは別に正式な挨拶状を貰いたいと考える人もいますので、それぞれの家のしきたりや、会社でしたら周囲の同僚のやり方に合わせると良いでしょう。
逆に普段交流が少ない人にわざわざ挨拶状を出すと、お祝いなど気をつかわせてしまうので、年賀状での報告がベストです。
写真入り?写真なし?出産報告の年賀状
出産報告は赤ちゃんと母親の無事を知らせるのが目的ですので、写真で赤ちゃんの元気な姿を見せてあげると、親戚や親しい友人は喜んでくれます。
しかし中には子供に恵まれず辛い思いをしている方もいらっしゃるので、出来れば年賀状は写真ありと写真なしの2種類を用意し、迷ったときは写真なしの方を送ると良いでしょう。
出産報告の年賀状に使う写真の選び方
年賀状に使う写真は、赤ちゃんだけの写真でも家族写真でもどちらでもOKです。
2枚以上配置できるテンプレートもありますので、両方とも掲載するのもありですね。
0歳の赤ちゃんはあっという間に成長しますので、使う写真はなるべく直近に撮ったものにしましょう。
赤ちゃんの写真を上手にとるコツ
生まれたばかりのハイハイする前の赤ちゃんは動きが少ないので、背景を工夫すると良い写真が取れます。
シーツやタオルを使ってオリジナルの背景を作ったり、外で花や風景を背景にしても良いでしょう。
撮影する時は自然光でフラッシュをたかない方が優しい雰囲気の写真に仕上がります。室内で撮影する時は窓際で撮影すると、自然に光が入っておすすめです。
赤ちゃんにおもちゃなどの大きいものを持たせると、赤ちゃんの小ささがわかって可愛さが強調されますし、成長度合いが一目で分かります。
また、正面や真上からだけではなく、斜め上や下からなど、いろんなアングルで撮影したり、全体とアップの写真を撮ったりして、ベストショットを探しましょう。
写真付き年賀状を送る際の注意点
可愛い赤ちゃんの写真をどう載せるのかは、親にとっては大事な問題ですが、赤ちゃんの写真ばかりに気を取られていると、下記のような失敗をすることもあります。
- 赤ちゃんの写真を大きく写すことばかりに気を取られてしまって、自分たちの名前を入れ忘れてしまっていた
- 親戚だけでなく、不妊治療中の友達やあまり親しくない友人にも写真入りの年賀状を送ってしまい、その後気まずい思いをした
喜ばしい出来事を報告するのは良いことですが、相手の立場なども考え、どのようなデザインや文面の年賀状がふさわしいのか、冷静に考えるようにしましょう。
写真屋さんで印刷を頼むと豊富な挨拶文やテンプレートが用意されており、年配の方に送っても失礼にならないような文章例もありますので、困ったらそちらを使う手もあります。
出産予定を年賀状に書いてもよい?
妊娠の報告は、万が一なにかあったときのために、親しい友人や身内にとどめておいた方が無難です。
どうしても年賀状に書きたい場合は、早くても安定期を過ぎてから、さらりと添え書きで「○月に2人目が産まれます」などと書く程度にとどめておきましょう。
赤ちゃんを出産した時に送る文章例の紹介
出産報告の年賀状には、生まれた子どもの性別、名前、読み仮名、生まれた月日(もしくは月齢)を入れましょう。
「昨年○月○日に待望の長男が誕生いたしました。名前は○○といいます。家族が増えて賑やかなお正月を迎えております。本年度もどうぞ宜しくお願い致します。」
年賀状は多くの人に一度に出産の報告をすることが出来るので便利な反面、女性にとって出産はデリケートな問題ですので、送る人に合わせた配慮が必要です。
マナーを守って、みんなに喜んでもらえるような年賀状を送りましょう。
年賀状で出産報告するときの文例 親戚や友人上司など相手別に!
次に、年賀状の文例をもう少し細かく見ていきましょう。送る相手との関係性と、既に出産の報告をしているかどうか、お祝いをいただいたかどうかがポイントになります。
年賀状で出産報告をするときの文例 親戚には?
すでに出産の報告を済ませている場合は、子供の近況を教えてあげると喜ばれます。
出産報告をすでに済ませ、お祝いをいただいた場合
新年の挨拶に添えて、お祝いをいただいたことへのお礼は忘れないようにしましょう。
「昨年の○○誕生の際には温かいご配慮をいただき、ありがとうございました。本年も親子共々よろしくお願い申し上げます。」
「昨年は○○誕生の折にお祝いをいただき、ありがとうございました。おかげさまで母子ともに健康です。お時間が合いましたらぜひ遊びに来てください。」
出産報告をすでに済ませたが、特にお祝いはいただいていない場合
最近話しはじめた、ハイハイしだしたなど、直近の状況を具体的に伝えてあげると良いですね。
「昨年誕生した○○はすくすくと元気に成長しています。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」
「○月に生まれた○○はもうハイハイを始めました。毎日成長する姿に主人と二人で感動しています。今年も親子共々よろしくお願い申し上げます。」
出産報告をしていない場合
近況よりも出産の報告をメインに書きましょう。誕生日や名前なども明記します。
「ご報告が遅くなりましたが、昨年○月○日に我が家に家族が増えました。名前は○○です。今後とも家族共々よろしくお願いいたします。皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。」
「私ども昨年十月に長男○○が誕生しました。初めて親となり喜びの内にも大きな責任を痛感している次第です。今後とも宜しくご指導くださいますようお願い申し上げます。」
年賀状で出産報告をするときの文例 友人や知人には?
友人・知人に対しては、親戚よりもくだけた感じで書いてもOKです。
赤ちゃんが生まれたことで遠慮してあまり連絡をしてこなくなった友人がいる場合、ぜひ赤ちゃんに会いにきてね、と添えておくと良いでしょう。
出産報告をすでに済ませ、お祝いをいただいた場合
「昨年は○○の誕生祝いをありがとう!赤ちゃんと一緒に△△ちゃんに会えるのを楽しみにしてます。」
「出産の際には温かいお祝いをいただき、ありがとうございました。おかげさまで○○も私も元気に過ごしています。お近くにお越しの際はぜひ顔を見にきてください。」
出産報告をすでに済ませたが、特にお祝いはいただいていない場合
「○月に生まれた○○はすくすく育っています。初めての子育てに日々奮闘しています。お近くにお越しの際はぜひ遊びに来てくださいね。」
「○月に生まれた○○はもうハイハイを始めました。初めての育児で毎日バタバタだけど楽しいです。よかったら一度顔を見に来てね。」
出産報告をしていない場合
「私たちに赤ちゃんが生まれました。名前は○○です。近くに来たときはぜひ遊びに来てね!今年もよろしくお願いいたします。」
「昨年我が家に家族が増えました。名前は○○です。今後とも家族共々よろしくお願いいたします。」
年賀状で出産報告をするときの文例 上司には?
産休や育休をいただいている場合、お礼と、この後もしばらく迷惑をかけることに対する謝罪を入れておきましょう。
出産報告をすでに済ませ、お祝いをいただいた場合
「長男○○の出産に際しましては結構なお祝いをいただき誠にありがとうございました。おかげさまで母子ともに健全に過ごしております。しばらくはご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。」
「長女○○出産の折にはお心遣いをいただき、ありがとうございました。皆様から励ましをいただき、おかげさまで母子ともに健康です。いろいろとご迷惑をおかけいたしますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」
出産報告をすでに済ませたが、特にお祝いはいただいていない場合
「○月に生まれました長男○○はすくすく成長しております。△△課の皆さまにはお心遣いをいただき、本当にありがとうございました。多忙な時期に長期の休暇をいただき申し訳ありませんが、何卒よろしくお願い申し上げます」
出産報告をしていない場合
「昨年は大変お世話になりました。私事ではございますが、昨年○月○日に長女○○を出産いたしました。いろいろとご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。」
「旧年中は大変お世話になりました。ご報告が遅れましたが、昨年○月○日に我が家に新しい家族が増えました長期の休暇をいただき皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
まとめ
いかがでしたか?
年賀状で出産の報告をするときは、名前や誕生日、性別など必要情報を送るとともに、お祝い・会社の場合は休暇に対するお礼を書き添えるようにしましょう。
また不妊治療中の方などへの気遣いも必要です。可能であれば、相手に合わせて、違ったパターンの年賀状を何種類か準備しておくと良いでしょう。