共働きの妻に「ワンオペ育児」をさせる夫の傾向5
共働きのワンオペ育児に疲れた。泣くほど辛い負担を減らす9つのこと
ここからはすでにワンオペ育児に疲れ切ってしまっているママさん達の負担を少しでも軽くする方法をご提案させていただきます。
今までひとりで仕事に家事、育児と、毎日毎日本当にお疲れ様でした。何度も心が折れそうになったことでしょう。
このまま自分が我慢すれば・・・とお思いかもしれませんが、それでは状況は何も変わりません。
急に全部を変えていくのは難しいと思いますが、まずは出来そうなものから少しずつ取り入れていってみてください。
■1.自分はすごいと認めてあげる
ワンオペ育児に疲れてくると「みんな出来ていることがどうして自分には出来ないんだろう」と自己評価が低くなってしまいがちです。
しかし、みんなが自分と同じ状況とは限りません。もしかしたら旦那さんが家で家事をしてくれているのかもしれないし、祖父母やお手伝いさんが家のことを手伝ってくれている可能性もあります。またいろんな人の話を聞くと、みなさん軽々とこなされているように外からは見えても、実際はあなたと同じように必死で泣きたくなるような日々を送っている人も多いのです。
だからワンオペ育児に疲れて当たり前。むしろここまで頑張っている自分はすごいんだと、まずは認めてあげましょう。
■2.他人と比べるのをやめる
「○○は正社員で忙しいのにご飯も3食きちんと作っている」「△△は子供に英会話も始めさせたらしい」など、どうしても他の人、それも自分よりすごい人のことが気になってしまう気持ちは分かります。
ですが、よそはよそ、うちはうち。あなたが出来る範囲で最良のことをやっていればそれで十分なのです。
■3.自分に甘くなって手を抜いてみる
ただでさえ過酷なワンオペ育児。労働環境に置き換えると完全にアウトな状態ですので、全部を完璧にこなすなんて、そもそも無理な話なのです。
忙しく疲れ切った顔でしか子供と接することができないのと、ご飯は宅配やスーパーのお惣菜でも子供に優しく笑顔で接することができるのとでは、どちらがあなたにとっての理想でしょうか?
自分のためにも家族のためにも、たまには手を抜くことも取り入れてみましょう。
■4.職場の人の目を気にするのをやめる
子供というのはよく体調を崩すもので、そのたびに会社を早退したり休んだりして、肩身の狭い思いをしていませんか?みんなに迷惑をかけて申し訳ない・・・でももしかしたらそんなに深刻になる必要はないのかもしれません。
特に女性の多い職場でしたら、理解もあり、意外と周りの人はそんなにあなたのことを悪く思っていない可能性もあります。ある女性はいつも周りの目を気にして残業していましたが、保育園から時間内にお迎えに来るように再三注意を受けて、ある日定時に退社してみたそう。
そうすると意外にも周りが普通に「お疲れ様でした」と挨拶してくれて拍子抜けした、という話もあります。そう上手くいかない可能性もありますが、一度思い切って、自分の思うままに行動してみましょう。
■5.夫と話をしてみる
先ほどの段落でも説明しましたが、夫に今の現状を話す機会を作ってみましょう。
男の人は具体的に何がどう問題かを言わないと分かってくれない人も多いです。
本当に夜も眠れないほど辛いなら、診療内科に行って診断書を書いてもらい、それを夫に見せるぐらいやっても良いと思います。悲しいですが、そこまでしないと事の重大さに気が付かない人も多いようです。
■6.家事をしない日を作る
昔はお手伝いさん、というと大層なイメージでしたが、最近はもっと気軽に利用できる家事代行サービスというものがあります。値段も1時間2190円(「cazy」の場合)と安価で、部屋を徹底的にきれいにしてもらえます。
家事の負担が減ればだいぶ楽になりますよね。残業で遅くなったり、子供が体調を崩したりと忙しい日もあるでしょう。
たまにはこうしたサービスを利用してみるのも手です。
■7.自分のための時間を作る
できるなら、平日に有休をとって子供も保育園に預けたり、週末自分の両親に子供の面倒を見てもらったりして、自分ひとりになれる時間を作りましょう。
美容院やマッサージに行ってみたり、いつも頑張っているご褒美に服やアクセサリーを買ってみたり。
そこまでしなくても1人の時間を過ごすだけで大分リフレッシュできて、家族にも優しい気持ちで接する事ができるようになります。
■8.職場の労働条件を変える
産休があけて職場復帰したけれども、どうにも辛い、ということがあります。
一人の時にはなんでもなかった長時間の通勤も、子供の保育園の送り迎えを考えると相当な負担になることも。
また子供がいては残業も思うようにできません。自分の負担を減らすために職場を変えてみる、というのも考えても良いかもしれません。
今の職場で短時間勤務のパートに変えてもらえるならそれでも良いと思いますし、特に今の職場にこだわっていないなら、家に近い職場を探しなおすという手もあります。
同じようなママが多い職場だと、お互いに理解して助け合うこともできます。仕事が忙しくて手が回らないようなときは一度考えてみてください。
■9.ママ友を作ってみる
ママ友を作れば、忙しいときに子供同士を遊ばせてもらったり、作ったごはんをおすそわけしあったりして家事負担を減らすことができます。
また悩みを共有することで、辛いのは自分だけではないと元気付けられたり、ストレス発散にもなります。人付き合いが面倒と思うかもしれませんが、気の合う人が2,3人いるだけで、とても心強いですよ。
まとめ
いかがでしたか。自分の夫は将来ワンオペ育児をさせそうでしょうか?
その傾向がある場合、事前に家事の分担をしておく、二人で話し合う習慣を持つなど、対策をした方が良さそうです。
また現在すでにワンオペ育児に辛い思いをされている方は周りの環境や考え方を見直すことで、少しでも楽になれば幸いです。
ただで育児は大変なものですので、夫婦で協力しあって頑張ってください。