育児疲れ!?目元(目尻)のたるみの原因と解消する方法とは?
2つのパターンの目元(目尻)のたるみ
目元のたるみには「まぶたのたるみ」と「目の下のたるみ」の2パターンがあります。
両方出る人もいればどちらも出ない人もいたり、出やすいかどうかには個人差があります。
しかし夜間授乳などで睡眠不足や育児疲れが溜まっている産後2〜3ヶ月の時期は目元のたるみとして疲れが現れやすいので、子育てママさんは特に目元ケアを意識してみましょう。
目元(目尻)のたるみには次のような種類のものがあります。
まぶたのたるみ
上まぶたの皮膚が垂れ下がっている状態。はっきり二重が奥二重になってしまうことも。
主に加齢などが原因で目周りの筋肉を支えている眼輪筋が弱くなりまぶたが弛んできます。たるみが進行してひどくなると視界が狭く感じるほどになることもあります。
そのため目を開こうとするときに額の筋肉を使おうとすることで額にシワができてしまい、目元のたるみも合わせてさらに老け顔になってしまいます。
目の下のたるみ
目の下のたるみには2タイプあります。
へこんでたるむタイプの目の下のたるみ
真皮層のコラーゲンなどが減少し、弾力が保てなくなり真皮層とともに表皮もへこんでたるんでしまう状態になります。
ふくらんでたるむタイプの目の下のたるみ
肌の弾力の低下とともに、眼球を支えている靭帯がゆるむことで目の下の皮膚と眼輪筋もゆるみ、目の下の筋肉が退化し脂肪に変わります。
さらに眼球の重さが加わることでこの脂肪が支えられなくなり押し出されてしまい、目の下がふくらんだようになってたるんだ状態になるのです。
クマが目立ちやすくなっているのもこの状態が原因のことも。
またもともと目が大きい人や目の下の脂肪(涙袋)が大きい人などにみられる傾向があります。
目元(目尻)のたるみの原因
加齢
目元のたるみの主な原因は加齢による老化です。
目周りの筋力の低下や真皮層のコラーゲン減少により、重力に従って下へとたるんでしまいます。
紫外線
紫外線のUVA(A波 )は真皮層にまで到達し、そこにあるコラーゲンやエラスチンなどを作り出す線維芽細胞にダメージを与えてしまいます。
線維芽細胞がダメージを受けるとコラーゲンなどの生成が減ってしまうことでたるみが生じます。
目の疲労
長時間のパソコンやスマホ、読書などでまばたきの回数が減少します。
まばたきは眼輪筋を鍛える役割を持っていますが、まばたきの回数が減ることで筋力が衰えてしまいたるみが生じます。
特に産後のママさんは授乳により血液不足になりやすく、貧血や疲れ目の症状が出てしまい目元のたるみが出やすくなります。
睡眠不足
産後の夜間授乳による睡眠不足や育児疲れなどで自律神経が乱れてしまい、交感神経が活発になってしまうことで目周りの筋肉疲労を起こし、目元のたるみが生じやすくなります。
また睡眠不足は新陳代謝の低下や血行不良により目の下のクマができやすくなります。
クマを繰り返すことで目の下のたるみの原因にもなってしまいます。