夏の冷えの原因は内蔵の冷え!?夏冷えの原因と冷えを解消するおすすめヨガポーズ
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夏冷えの原因は?
冬の寒さと違い、夏は外気温が高く暑いので、ついつい体を冷やすことばかりしてしまいますね。
クーラーがきき過ぎて、夏なのに風邪をひいてしまった…なんていうこと、ありませんか?
薄手の涼しげな洋服や、冷たい食べ物、飲み物も暑い夏には人気ですよね。
でも、これら「夏の冷え」は、体調を崩す大きな原因となります。
クーラーで身体の外側から冷やし、冷たい食べ物や飲み物で身体の内側から冷やしたら、どうなるでしょうか?
そう!身体全体が冷え切ってしまいますね。
おまけに、バスタイムはシャワーだけなんて!身体が温まるチャンスが全くありません。
これでは、身体の機能が低下するのは当たり前。身体の内側、つまり内臓から温めて、「夏冷え」を改善しましょう!
夏の冷えの原因!自律神経の乱れとは?
寒暖の差など環境の変化に対して、身体を常に安定した状態に保とうとする仕組みを「ホメオスタシス(生体恒常性)」といいます。
このホメオスタシスは、自律神経、免疫、内分泌(ホルモン)の3つが連携して働くことによって、機能し維持されています。
ホメオスタシスの機能のひとつに、「体温調節」があります。
人間の身体には、この体温調節のセンサーとして、外の気温を感知する「皮膚のセンサー」と、体内の温度を感知する「大脳視床下部のセンサー」の二つがあります。
この二つのセンサーによる温度の情報を脳が判断し、体内の温度を一定に保つため、発汗量の調節をします。
この汗を出す機能に自律神経が大きく関わっています。
ここ最近の夏のように外と室内の寒暖差が大きく、身体がその変化についていけないと、暑いのか寒いのか、身体がどちらの温度を基準にしてよいか混乱してしまいます。
それがストレスとなり自律神経やホルモンの分泌に乱れが生じて、このホメオスタシスの機能も低下してしまいます。
その結果、身体全体の機能がうまく働かず、調子を崩してしまうのです。
自律神経を整え、ホメオスタシスをうまく機能させることが「夏冷え」を改善する重要なカギとなるのです。