旦那のお小遣いは手取りの10%が目安?お小遣いの実態は?
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「旦那のお小遣いは手取りの1割が目安」に5回ツッコむ。
■本当に手取りの1割が適正?
ここまで旦那のお小遣いの目安は手取りの約1割と伝えましたが、状況によっては、それでは上手くいかないこともあります。ここでは、手取りの1割のお小遣いでは上手く行かない場合と、その解決策について見て行きます。
1.必要な最低額って、あるでしょう
たとえば、食費に関して。若い男性は特に食べなければ仕事にもエネルギーを費やす事ができません。奥さんのお弁当だけでは足りず、山盛りの定食で丁度良い場合も。反対に40代、50代ともなると食欲も減退してきて、それほどお金をかけなくてもよくなります。
2.人生のステージが、あるでしょう
20代や30代などの若い人が飲み会に行くのを渋っていては、これからの人間関係を築くことができません。同じく趣味に関しても、若いときにやり切れるだけやりきれば、自分の身の丈にあった程度も分かってきます。
40代や50代にもなれば次は管理職になり、部下にご馳走しなければならない機会もあるでしょう。反対に子育てに忙しい時期は人付き合いどころではなくなり、交際費がそんなにかからないようになります。
ライフステージに合わせて、お小遣いの金額も上下して良いのではないでしょうか。
ただここに書いた年齢はあくまで目安で、最近は20歳代の管理職や50歳代の子育てなども多いので、それぞれのご家庭の状況に合わせてください。
3.何が含まれての1割?
先ほども述べたとおり、お小遣いがどこまでをカバーしているか、というのはお小遣いの金額を決める上でとても重要です。旦那がお金を必要とする場面はざっと思い起こすだけで以下のとおりです。
- 毎日の昼食代、嗜好品代
- 自動車のガソリン代やメンテナンス代
- スーツ、ネクタイ、靴、および私服などの洋服代や美容院代
- 飲み会代や冠婚葬祭などの交際費
- 子どもと遊ぶときの交通費や飲食費、入場料など
- スマホなどの通信料
これらが3つ4つお小遣いの中に含まれてくると、手取りの1割だけで賄うのは厳しいのではないでしょうか?旦那に借金をさせないためにも、どこまでお小遣いに含むのか考え、それ以外の経費は上乗せで渡すようにするなど、柔軟な対応をおすすめします。
4.ボーナスも1割?
3で述べた必要経費を考えると、ボーナスが出たからといって特にお小遣いを渡す必要はないように思います。旦那さんはその分頑張ったから、と要求してくるかもしれませんが、金額を少なめにして渡すなど、なるべく貯金に回すようにしましょう。
5.妻にお小遣いはないんかい
ここまで触れてきませんでしたが、旦那さんだけでなく、奥さんにもお小遣いは必要なのでしょうか?
結論から言うと、専業主婦の場合でもお小遣いは必要です。奥さんにだって人間関係やストレスがありますから。
たまには友達とランチに行ったり、甘いものを食べたりする必要があります。旦那さんのお小遣いの金額を決めるときに、妻のお小遣いについても一緒に話し合うと良いでしょう。
旦那のお小遣いは、旦那の年齢や社会的立場、子どもの有無や家計の状況によっても変わってきます。
手取りの1割程度、というのにあまり縛られすぎず、その時々で柔軟に対応するのが夫婦間でストレスを溜めないコツになります。
貯蓄が上手く行かないときなどには2人で話し合う機会を持ちましょう。しっかりと貯蓄計画を立てて、ご夫婦一緒に頑張ってください。
まとめ
いかがでしたか?一般に旦那のお小遣いは手取りの10%といわれているようですが、それに固執せず柔軟に対応するのがおすすめです。
夫婦で話し合い、それが良いと思えば、お小遣い制度にする必要もありません。
ただしっかりと子どもや自分たちの将来のことを考えて、お小遣い額と貯蓄額を決めるなど、夫婦で一緒に話し合う機会を持つようにしましょう。