赤ちゃんのいびきがすごいけど大丈夫!??いびきの原因と注意しておくべきこと。
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赤ちゃんのいびきに伴う注意点
赤ちゃんがいびきをかいているとき、つぎの4点に注意して赤ちゃんの様子を観察しましょう。
呼吸困難
風邪や鼻炎などによる鼻疾患を放置していると、呼吸困難を起こしてしまうことも。いびきをかいているときに、苦しそうにしていないか、ちゃんと息を吸ったり吐いたりができているかを確認すること。
炎症や高熱
扁桃腺やアデノイドが肥大しているときは、炎症や高熱が出てしまう可能性もあります。
他の健康被害を誘発することもありますので、早めにお医者さんに相談すること。
上起動抵抗症候群
寝ているときに上気道が狭くなってしまう症状です。
大きないびきをかき、深い眠りにつけない状態になります。
質の良い睡眠を充分に得られていないので、日中に眠気が襲ってくるなど、生活のリズムに支障をきたします。
沢山寝て成長しなければならない赤ちゃんにとって、寝れないというのは大問題。
赤ちゃんのいびきがあまりにも大きいときは、一度お医者さんに相談してみましょう。
睡眠時無呼吸症候群
眠っている間のある一定時間、呼吸が出来ていない時間帯がある状態のことです。原因は扁桃腺やアデノイドの肥大がほとんどです。
眠りが浅くなって睡眠不足になってしまうほか、身体の器官に酸素が充分に行き渡らず、発育に悪影響を及ぼしてしまうこともまれにあります。
なるべく早めに耳鼻咽喉科に相談すること。
特に睡眠時無呼吸症候群は両親も眠っているときに無呼吸状態になっていることが多く、気が付きにくい症状です。
赤ちゃんが日中眠そうにしていたり、ずっとイライラしている様子のときは、一度疑ってみましょう。
赤ちゃんのいびきの対処方法
赤ちゃんがいびきをかいて苦しそうにしているときは、パパやママがサポートしてあげましょう。
原因別の対処方法は以下のとおりです。
喉の構造が未発達であるとき・舌が沈下しているとき
横向きに寝かせてあげます。
気道の位置を変えると、空気の通り道が広がって息がしやすくなることがあります。
うつぶせになってしまうと呼吸がし辛くなるので、倒れないようにクッションを使って安全な角度を保つようにしましょう。
鼻づまりのとき
温めたタオルを鼻の下に当てて鼻の通りをよくします。
鼻水が固まっている場合はしぼりたての母乳を数的鼻に入れてもんであげる方法も効果的。
スポイトやストローなどで鼻水を吸い取ってあげても。
鼻用のピンセットや吸引器も販売されています。
扁桃腺・アデノイドが肥大しているとき
成長に合わせて自然に治っていく場合がほとんどですが、高熱を繰り返したり、睡眠障害で日中に支障があるようならば、お医者さんに相談しましょう。
症状がひどければ抗生物質で炎症を抑えたり、場合によっては手術が必要なこともあります。
このほか、部屋の掃除や空気転換をこまめにすることも大事です。
感染症にかかると鼻づまりを起こしたり、扁桃腺が腫れたりする可能性もありますので、赤ちゃんがいる部屋は特に空気を清潔に保つようにしましょう。
空気清浄機を使うのもおすすめです。
赤ちゃんのいびきで日頃気をつけておくべきことは?
赤ちゃんは自分から体調が悪い、と言葉に発して伝えることができないため、パパやママがいち早く変化に気が付いてあげることが大切です。
日ごろから下記のような状態になっていないかどうか注意してあげてください。
風邪はひいていないか
咳や下痢など、疑いがある場合はお医者さんに連れて行きましょう。
鼻が詰まっていないか
ホコリや花粉も含めて、鼻が詰まっていないか見てあげてください。
赤ちゃんは自分で鼻をかんだりできないので、ティッシュで拭いたり吸引したりするなどして、サポートしてあげてください。
喉の奥が赤くなっていないか
扁桃腺肥大の兆候が見られたら、感染症の疑いもあるので、すぐにお医者さんに連れて行きましょう。
うつぶせ状態で寝ていないか
うつぶせ状態は、いびきをかいていなくても息苦しい状態です。
クッションで身体を固定するなどして横向けにし、気道を確保してあげましょう。
息苦しそうにしていないか
呼吸のリズムが規則的か、苦しそうに大きく息をしていないかなど、気をつけて観察しましょう。
息がしにくい状態で長期的に放置すると、呼吸困難などにつながり、今後の成長に悪影響を与える恐れもあります。
また普段の寝息や寝るときの状況、朝の目覚め方なども、普段からチェックしておくと、様子がおかしいときにすぐに気づけます。
鼻づまりが原因の中耳炎など、いびき以外の症状がある場合もあるので、日々のクセや体質を知って、症状の変化に早く気づいてあげられるようにしておくことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんのいびきは通常の現象であり、かいていても何も問題がないときもありますが、睡眠を妨げたり日常生活に支障をきたしているようなら対策が必要です。
感染症による扁桃腺の肥大や無呼吸症候群など、原因によっては急いでお医者さんに行かなければならないこともあります。
普段の寝息や呼吸音を知っておいて、いち早く異常を見つけられる状態にしておきましょう。
寝る子は育つ、といいますので、赤ちゃんが心地よく眠れる環境を作ってあげられると良いですね。
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