イライラして怒鳴ってしまうのは、子育てママのSOS!怒鳴ってしまったときの子供と自分への対処法
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それでもイライラして怒鳴ってしまったときは
一旦落ち着く
怒鳴り声をあげるほどのイライラが沸き上がったときは、一度怒鳴り出すとついエスカレートしてしまうもの。
深呼吸したりその場を少し離れるなど、とにかく一旦気持ちを落ち着けることが大切です。可能であれば何か温かいものを飲んだり、甘いものを口に入れると、ホッとして心が落ち着きやすくなります。
カッとなった気持ちを抑えるのはなかなか難しいことですが、イライラを子供にぶつけると、子供は怯えてしまいます。とにかくまずは心を落ち着けることに集中します。
状況を客観的に整理する
感情的になってしまっても、事態はますます悪化するだけです。
少し落ち着いたら、なぜそんなにイライラしてしまったのか、怒鳴ることで子供はどう思ったか、怒鳴る以外にやり方がなかったか、客観的に整理してみましょう。
客観的に整理することで、本当に解決すべきだったことは何なのかが見えてきます。
子供の心をケアする
これが一番重要。子供は悪気があって何かをしたわけではありません。
ママが怒鳴ったりイライラしたりしていると、なぜそんなに怒っているのかがわからず、「自分は愛されていない」と感じて不安になったり、「自分はママを怒らせる存在なんだ」と自分の価値を低くみるようになり、その気持ちは大人になってもトラウマとなってずっと残ってしまいます。
このままの状態では、人とのコミュニケーションがうまくとれない大人になってしまったり、自分を傷つける行為をとることもあります。
感情的に怒ってしまったあとは、ママが悪かったところを子供にきちんと謝罪し、ママはあなたのことが大好きだから安心してねと伝えて、子供が安心するまで抱きしめてあげましょう。
このケアが子供の後々の人生に大きく影響することをお忘れなく!
ママの心のケアをする
怒鳴ってしまった自分を許せなくて自己嫌悪に陥ったり、そのあともイライラがどうしても解消できなくて悩むこともあるかもしれません。
ママの心のケアも大切です。怒鳴ってしまったからといって、ママが子育てに向いていなかったり、出来損ないということはありません。
子育てに真面目に一生懸命に取り組んでいるからこそ、腹が立つこともたくさんあるのです。
怒鳴ってしまっても、そのあとのフォローをちゃんとできれば大丈夫。自分を責めないようにしましょう。
楽しい雰囲気で終わること
怒鳴ってしまった後は、ママも気まずくてなんとなく嫌な雰囲気で終わりがち。
しかし、そのままでは子供は怖い気持ちだけがずっと残りますし、ママも嫌な気持ちが残って余計にストレスに。
特に、怒鳴った後にママのイライラがしばらくおさまらず、ずっとイライラしっぱなしなのは困りもの。
子供はその間ずっと不安を感じて、安心できる居場所がなくなってしまいます。
つい怒鳴ってしまうのは仕方のないことですが、そのあとは怒鳴ってしまったことを謝罪してきちんと子供と仲直りし、楽しい雰囲気を作って後味の悪さを無くしておきましょう。
安心できる居場所があるだけで、子供の気持ちも安定し、意思の疎通がしやすくなりますよ。
まとめ
育児は思い通りにいかないことも多く、イライラしてつい怒鳴ってしまうことも。
怒鳴るという行為は力で相手を支配しようとする行為であり、暴力をふるうのと同じくらい、またはそれ以上に子供の心を傷つける行為です。
怒鳴ってしまうのを避けるよう、まずはママが普段からこまめに気分転換をし、大爆発を避けることが大事。しかし、それでもつい怒鳴ってしまうことはあります。
自分を責めずに、怒鳴ってしまったあとのフォローを忘れずに。そうやって親子の信頼関係をきちんと築いておくことで、子供の情緒も安定し、わがままを言ったりママを困らせることも少なくなってきます。
スムーズに意思の疎通ができるようになれば、ママも楽ちんになりますよね。
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