香育とは??子供の感性や発想力を育てられる香りの驚きの効果とは?
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香育の取り入れ方
アロマオイルを用いる
アロマオイルは雑貨屋さんなどで購入できるため、手軽に香育をはじめることができます。
子供が使用するアロマオイルは、ラベンダーやオレンジなど、刺激や害が少なく、身近で馴染みやすい香りから始めるのがオススメです。
ただし、アロマオイルにも、100%天然のものと、石油成分を用いた合成のものがあるので、確認してから購入するようにしましょう。
また、香りには好き嫌いがありますので、子供の好みのものを購入できるよう、購入時には一緒に選ぶことをおすすめします。
自然に触れる体験をする
香育は、アロマオイルだけでなく、自然と触れ合うことでも実施できます。
実際に山や川、海などに行って、多くの植物や潮の香りなどを感じとることができるととても良いのですが、都会のど真ん中ではなかなかそういった体験をすることはできません。
自然をまるごと体験するのが難しい場合には、スーパーなどで土の付いた野菜を買ってみたり、季節のフルーツをカットして香りを楽しんだりしてみましょう。
お花屋さんでお気に入りの花を1輪購入するのもいいかもしれません。
香りを楽しむことから「この野菜はどんなふうに作られるのだろう?」「この花はどんなところに咲いているのだろう?」などを子供と一緒に話したり調べたりすることで、自然に対する興味や学ぶ意欲を高めることができます。
ワンランク上の香育
前述したように、香りから興味や関心を引き出すことが香育の主な目的です。
しかし、せっかく香りに触れるのですから、豊かな感性や表現力も育んで欲しいもの。
例えば、ソムリエがワインの香りや風味を豊かに表現するように、「この香りはどんな印象」「この香りは何と合う」など、親子で意見を出し合う機会を作ると、ワンランク上の香育を実施することができます。
普段、香りについて意見しあうという機会はあまりないので、香りを表現するためにイメージ力が広がり、語彙力もアップします。