離乳食いつから?始める体重の目安はあるの!?WHOが勧める開始期間とは?
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離乳食開始の赤ちゃんがだすサインとは?
日本とWHOの両方を参考にすると、生後6カ月に始めるのがおすすめということが分かりました。
しかし、体が大きめの赤ちゃん、母乳の量が足りない場合などは6カ月になる前にスタートしたいと思うかたもいると思います。
月齢は目安なので、もちろんその前に始めてもいいのですが、赤ちゃんを観察していると、離乳食を始めてもいいサインを出しています。
下記にあげるもので当てはまるものが多ければ、開始サインだと思ってください。
首や腰が座っている
生後3、4カ月になると首がすわると言われていますが、まだ不安定な赤ちゃんもいます。
厚生労働省の離乳食開始の目安では、支えるとお座りができるころを目安としていますし、安定した姿勢であげることも大切ですので、まだ不安定なうちはもう少し様子をみてみましょう。
よだれが多くなった
生後3、4カ月ごろになると、赤ちゃんのよだれの量が増してきます。
よだれが多くなることで消化を助けてくれるので、順調に成長している証です。歯が生え始めることにもよだれは増します。
食べている人をじっと見つめている
大人が食べているところをじーっと見ていたり、口をパクパク動かしていたら食に興味を持ち始めた合図です。
生活リズムが整っている
授乳や睡眠などの間隔も安定していることも1つの目安です。
離乳食も決まった時間にあげることが大事ですので、赤ちゃんもお母さんも生活リズムを整えておきましょう。
スプーンを口に入れられる
生後5カ月を過ぎると哺乳反射が減弱し、口にスプーンを入れても押し出すことが少なくなってくると言われています。
1度白湯などをスプーンであげてみて押し返さないか様子をみるのもいいかもしれません。
歯が生えてきたら
生後6カ月前後になると、歯がはえてくる赤ちゃんもいます。
歯がはえてくることにむずむずして機嫌が悪くなったり、なにかと口に運んでガシガシ噛む赤ちゃんもいます。
それでも食べてくれなかったら?
上にあげた行動が見られても赤ちゃんが食べてくれなかった場合も、焦らなくて大丈夫です。
スプーンと舌で押し返したり、あげようとすると嫌がる様子が見られたら、一旦離乳食をあげるのをやめて、また2、3日後にあげてみましょう。
低出生体重児の離乳食開始は?
低出生体重児の場合、医師から伝えられた修正月齢時で考える場合が多いそうです。
まずは定期的に健診している医師と相談してみたほうが安心です。
体重も順調に増えていて、離乳食を開始してもいいサインを出していたらいいですが、焦って離乳食を開始すると、赤ちゃんが食べてくれなかったり、食事を嫌いになる原因になってしまいます。お母さんのイライラや心配も膨らんでしまわないよう、焦らず赤ちゃんの様子を観察してみましょう。
離乳食の進め方
1番最初に食べさせるものとして、10倍粥を小さじ1杯から進める人が多いそうです。
1日1回できれば午前中にあげましょう。
もしアレルギーなどを起こしてしまった場合も小児科で受診できるため安心です。
まずは母乳やミルクの代わりに離乳食をあえてみましょう。
問題がないようであれば、量を増やしたりほかの食材をあげてみてください。
新しい食材をあげる際は小さじ1から、様子をみながらあげましょう。
離乳食を始めたからといって、母乳やミルクはいつも通り欲しがるだけ与えて大丈夫です。
筆者の子供の開始時期
筆者の息子は5カ月半で始めました。
体重や身長も成長グラフの真ん中でした。
最初にお粥をあげてみると、パクパク。
待ってましたと言わんばかりにもっとくれ~と手を伸ばして、小さじ1杯ぺロリと食べてくれました。
普段から大人が食べているところをじっと見ては口をパクパク動かしていたことや、よだれも多く、食に興味を示していることが分かっていたのですんなりをスタートすることができました。
赤ちゃんと一緒に楽しく食事時間を過ごそう!
日本とWHOの離乳食開始時期は生後6カ月がお勧めだということが分かりました。
目安にしつつ、赤ちゃんが出すサインを確認しながらマイペースに進めていってください。
最初のころの離乳食は、栄養バランスよりも赤ちゃんが食べ物に慣れることが大切だと言われています。
じょじょに慣れてきたら、赤ちゃんはどんな食べ物が好きなのか、今日はどんな新しい食べ物を食べさせようか、お母さんも楽しみながら離乳食を作れたらいいですね。
忙しい時は市販のフードもさまざまな種類のものが販売されていますので、利用するのもいいと思います。
赤ちゃんが全部食べてくれないからと神経質になりすぎず、お父さんやお母さんが楽しく食べているところを見せて、食事が楽しいことを教えてあげましょう!
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