赤ちゃんのテレビはいつから見せていいの?近くで見る影響と対策は?
赤ちゃんがテレビに近い時どうすればいいの?近づき過ぎない工夫は?
赤ちゃんがテレビに近づく理由は?
赤ちゃんは明るい方や動くものに興味や関心が強いため、テレビの中で人やキャラクターが動いていると、そちらに近寄っていきます。
好きなキャラクターや乗り物が移るとなおさらよく見ようとして近づきますが、月齢が低いうちは視力が未発達なため遠くからだとよく見えず、そのため大人だとびっくりするぐらいの距離までテレビに近づいていることがあります。
赤ちゃんがテレビを近い距離で見ると、どんな影響があるの?
赤ちゃんが近い距離でテレビを見ているからといってすぐに視力が悪くなることはありませんが、光の刺激が強すぎて気分が悪くなってしまう可能性があります。
昔、テレビアニメを見ていた子供たちが光やフラッシュの影響で気分が悪くなってしまったことがありましたよね。
光の刺激はそれくらい脳や身体に影響を与えるので、せめて2~3mはテレビから離れて見させるのが望ましいです。
赤ちゃんがテレビに近付きすぎない工夫とは?
赤ちゃんが言葉を話せない時期は「テレビから離れてみようね」と呼びかけても、赤ちゃんは理解できないことがほとんどです。
ここでは赤ちゃんがテレビに近づきすぎないようにするための対策をいくつかご紹介します。
テレビの前にベビーサークルや柵を設置する
物理的にテレビに近づけないようにしてしまう方法です。
ベビーサークルや柵をわざわざ買わなくても、家にあるテーブルやその他の家具をテレビの前に置いてしまうのも手です。
段ボールを柵代わりに利用するケースもあるそうです。
テレビボードを高めのものにする
赤ちゃんがはいはいで移動したり、お座りしたりと、大抵床にいることがい多いので、テレビボードを高めのものにすると、自然と赤ちゃんとテレビとの距離が離れます。
テレビを直接触ったりしないためにも良いですね。
テレビを見る位置を決める
ある程度大人の言うことが理解できるようになってきたら、テレビを見る位置を決めましょう。
シールを貼る、家具を置くなど目印を決めて、ここから前に出ない、というルールを作ると分かりやすいですね。
丁度いい場所に子供用のイスを置いてあげて、テレビを見るときはここに座る、と決めるのも良いですね。
近付きすぎたら、テレビを消す
テレビを見る位置を決めてもどうしても近づこうとする場合は、一定距離以上に近づいたらテレビを消して、近づいたらダメだということを教えてあげましょう。
大人でもそうですが、夢中になると無意識のうちについつい近づいてしまいますので、周りの人が注意してあげましょう。
人工芝を敷く
ベビーサークルや柵を置く案の変化形で、テレビの前に人工芝を敷く、という手もあります。
下がチクチクするためハイハイが出来ず、赤ちゃんが嫌がって近づかなくなります。
赤ちゃんがテレビを見ているときもなるべく近くで一緒に見るか、目の届く範囲にいて、何かあればすぐに近づけるようにしていてください。
赤ちゃんもテレビを近くで見てはいけない、ということが最初は理解できなくても、何度も言い聞かせたり上記のような対策を続けていけば、次第に理解してくれるようになります。
なるべく悪影響のない範囲でテレビと上手に付き合っていけると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
テレビはなるべく赤ちゃんが2歳になるまでは見せないほうが良い、と日本小児科医では提言していますが、テレビを見ることによって得られるメリットもあります。
赤ちゃんの健康や成長に影響がない程度に、視聴時間やテレビとの距離を決めて、上手く子育てに取り入れられるとママも助かります。
ルールをどのように決めるかはパパや他の家族とも話し合って協力していけると良いですね。