妊婦さん必見!ネイルは胎児への影響はあるの?ネイルで注意すべきポイントとは?
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「ネイルサロンでジェルネイル」と「自分でセルフネイルカラー」妊婦にはどちらがいい?
妊娠中の体調面やネイルをする時期に注意すればどちらでもかまいません。
しかしネイルサロンはマニキュアやジェルリムーバー、除光液などの臭いが充満している空間なので、妊娠初期のつわりの時期はその臭いが負担になるかもしれません。
また施術時間が2時間ほどかかるのでその間、座った状態を維持しなくてはいけません。特に妊娠後期の妊婦さんにとってこの状況は腰や背中に負担がかかる上、血流が悪くなってむくんだり気分が悪くなることもあります。
さらにネイルオフには専用リムーバーが必要な上、時間と手間もかかります。先にも述べたように、緊急時に備えるためにもこの時期のジェルネイルは特に控えましょう。
これに対しセルフネイルカラーなら臭いの問題はしっかりと部屋の換気をしながら行えますし、ネイルをつけるのも落とすのもさほど時間はかかりません。なにより体調を見ながら自分のペースでできるので安心してネイルを楽しむことができます。
このことから妊娠中はできればセルフカラーの方がおすすめです。
どうしても自分では上手く出来ないのでネイルサロンに行きたいという場合は、ジェルネイルではなくネイルカラーのような短時間で済む施術を選ぶといいでしょう。
ネイルサロンを利用する場合
ジェルネイルをするならつわりの時期や妊娠後期以外の時期がいいでしょう。
そして施術前に妊娠中であることを伝え、あらかじめ予約を入れておくなどなるべく時間がかからずに済むようにしましょう。
施術中に同じ体勢が辛くなったら休憩をとらせてもらったりなど、なるべく身体に負担がかからないように気をつけてください。
実はネイルサロンで扱うジェルネイルには有機溶剤をできるだけ排除し自爪に優しい成分のものを使用していることが多いというメリットもあります。
また足の爪のネイル(ペディキュア)の場合はセルフネイルですと前かがみの体勢なのでお腹にとても負担がかかりますが、ネイルサロンなら楽な姿勢で施術してもらえるのでかえって妊婦さんにとってはいいかもしれません。
フットマッサージもしてもらえれば一石二鳥ですね。
尚、ペディキュアの場合も妊娠後期は禁止にしている病院もありますので注意してください。
セルフネイルをする場合
有機溶剤が入っているネイルカラーは妊婦に有害なだけでなく、強力な除光液でないと落ちにくいため爪が傷んでしまいます。
有機溶剤をできるだけ含まない、身体に優しいネイルカラーをなるべく使うようにしてください。
速乾性の高いものを選ぶとより時間の短縮にもなります。
除光液も爪に優しいアセトンフリーのものを選ぶといいでしょう。ジェルネイルと比べるとネイルカラーはすぐに落とせることがメリットですが、あまり頻繁に落とすことを繰り返すと爪が乾燥して割れやすくなったりするので気をつけてください。
また除光液を使わずにネイルカラーを落とすという方法もあります。
セルフネイルで除光液を使わずネイルカラーを落とす方法
- ネイルカラーの上から新たにネイルカラーを塗り、乾かないうちにティッシュでふき取るという方法です。上からネイルカラーを塗る前に指先をお湯につけて爪を温めておくとより取れやすくなります。
- アルコール分の高いものを使う方法です。具体的にはコロンや消毒用エタノールなどです。コロンは香水などよりもアルコール分が高いので落としやすく除光液の嫌な臭いがしないので使いやすいです。また消毒用エタノールはどのご家庭にもあり、アセトンと同じ作用があるので除光液の代用品として一般的です。しかしコロンも消毒用エタノールもどちらも除光液ほど素早く落とすことはできません。ですのでコットンに浸して爪にのせ、しばらく時間をおいてからふき取るようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?以上の点に気をつければ、妊婦さんがネイルをすることは問題ありません。
妊娠中は体の変化とともに、精神面も不安定になりストレスを抱えやすい時期でもあります。
「妊婦にネイルをすると緊張や怒りなどの心的ストレスが軽減した」という研究結果も発表されていることからも、むしろネイルには妊婦のストレスを和らげるリラックス効果があるといえます。
ストレスは妊婦の大敵です。ぜひ身体に負担のない範囲で妊娠中のネイルを楽しんでくださいね。