デトックス効果のあるハーブティ!効果とレシピをご紹介♪
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まずは基本から。ハーブティの淹れ方
ハーブに含まれる様々な有効成分の中から、水に溶ける成分だけを効率よく取り出し、身体の中に取り入れることができるハーブティ。
特に、ビタミンやミネラルなどの栄養素を取り入れたいときに最適な方法です。
さらに、ハーブティから立ち上る香りには、アロマセラピーと同じような効果がありますので、ゆったりと、香りを楽しみながら飲むのがおすすめです。
- ティーポットに、細かく砕いたハーブを規定量入れます。
- 規定量の熱湯を注ぎ、ふたをします。
- 花や葉の部分を使用したハーブは3分間、根や種子を使用したハーブは5分間おいて、ハーブのエキスを抽出します。
- 茶こしを使ってカップに注げば出来上がりです。
どんなハーブを使えばいいの?!ハーブティが持つ効果!
エルダーフラワー
フラボノイドを豊富に含むハーブの代表で、身体の中の不要なものを汗や尿として排出する働きをします。
白ブドウに似た甘くフルーティな香りが特徴で、とても飲みやすいハーブティです。
抗アレルギー作用も持ち合わせており、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状を抑えるのにも用いられるため、花粉症対策にもおすすめ。
英国では、ハーブコーディアルと呼ばれる伝統的な自然飲料として親しまれています。
ダンディライオン(ダンデリオン・セイヨウタンポポ)
妊婦さん向けのカフェインレスコーヒーとして定番のダンディライオン。
根を軽くローストしたものをハーブティとして楽しみます。
世界各地で古くからナチュラルメディスン(自然薬・生薬)として用いられているほど作用は確かで、肝臓を強めたり、胆汁の排出を促したり、便を柔らかくしたり、母乳の出をよくするのに用いられてきました。
ネトル
尿の出をよくしたり、血液をきれいにしてくれると言われているネトル。
フラボノイドや葉緑素、ビタミンやミネラルなどを豊富に含むハーブティです。
アレルギー疾患の体質改善を目的として使用されることも多く、ドイツなどでは春先のアレルギーの予防にネトルを積極的に摂取する「春先療法」と呼ばれるものが、現代でも行われています。
ハイビスカス
さわやかな酸味と美しいワインレッドの色を持ち、世界中の女性の人気を得ているハイビスカスのハーブティ。
クエン酸などを豊富に含んでいるため、エネルギーの代謝を促し、肉体疲労の回復を早めます。
便や尿の排出も促してくれるので、デトックス効果は大。
最近ではおしゃれな飲料として注目を浴びており、沖縄県では泡盛とハイビスカスティーをMixしたアルコール飲料や、スパークリングハイビスカスティなどが販売されています。
マテ
「飲むサラダ」として一躍有名になったマテ。
南米では最もポピュラーなハーブティで、西洋のコーヒー、東洋の茶と並んで、世界三大ティーに数えられています。
ビタミンや鉄分、カルシウムなどのミネラルを多く含んでいるため、尿の排出を促して、デトックスしてくれる効果はもちろんのこと、脳の活性を高め、身体を元気にしてくれます。
ただし、カフェインを含んでいるので、妊娠中や授乳中、偏頭痛の持病がある方やカフェインに敏感な方が摂取する際には注意が必要です。
リンデン
甘い香りが特徴のリンデンのハーブティ。
心身の緊張を解きほぐす働きがあるといわれており、就寝前に飲むことで睡眠の質を高めます。
鎮静作用と利尿作用を持つことから、高血圧の治療に用いられたり、風邪の匹初めに服用すると、発汗を促して治りを早めるとも言われています。
作用が穏やかで使いやすく、お年寄りやお子様にも安心して用いることができます。