育児で心が折れそうになった時の対処法
子育てをつらいと感じ心が折れそうになる理由は?
孤独を感じる
子供につきっきりで社会とのかかわりが薄くなると、自分が独りぼっちのような気持ちになりやすいです。
もちろん、子供との関わりはあるのですが、子供がまだ小さいうちは、言葉は発しても、なかなか会話という会話は成立しません。
パートナーがしっかりと話を聞いてあげるなど、子育てする人が孤独を感じないフォローが大切です。
時間の自由がない
大人は日々の生活の中で、1日のスケジュールをある程度考えて行動します。
でも、子供相手だとそうもいきません。
毎日毎日思った通りにスケジュールが進まないストレスは、想像以上につらいもの。
スケジュール通りに進まなくても、パパやママの能力が低いわけではないので、自分を責めたり落ち込む必要はありません。
体力的にしんどい
子育ての体力消耗は、子供の世話をする疲れだけではありません。
何でも子供中心の生活になってしまうため、要領や合理性を優先することができず、手間が増えることでの疲れもプラスされるのです。
できるだけ要領よく多くの用事を済ませられればいいのですが、子育て中は最低限のことさえできれば良しとしましょう。
子供の扱い方に悩む
子供に自我が芽生えてくると、子供とぶつかることも多くなります。
できれば叱ったり、無理に言いくるめることはしたくないのですが、なんと説明したらいいのかや、どうしたら伝わるのかに悩むことも多くあります。
子供とぶつかってしまうときには自分の心の余裕がなくなっていることが多いので、一旦落ち着いて心を整理するよう心がけましょう。
自分と子供を取り巻く人間関係
自分ひとりのときは、嫌な人がいれば関わらないようにすれば済んだのですが、子供ができると自分が苦手な人でも関わらざるを得ない状況も多々あります。
その関係が密になればなるほど憂鬱になってしまいます。
無理やり相手を好きになる必要はありませんが、なるべくトラブルに巻き込まれないように慎重に付き合っていけると良いですね。
ライフスタイルの変化
家の中の環境を子供仕様にしたり、生活リズムさえも子供中心になってしまったり…自分が「最高に快適」な環境で生活できることもグッと減ってしまったのではないでしょうか?
日常で快の刺激が減ってしまうことはかなりのストレスです。
「自分だけの楽しみ」をうまく見つけて、子供中心ながらもなるべく快適なライフスタイルを作ってみましょう。
将来への漠然とした不安
子育ては、いつ何が起きるかわかりません。
子供が病気をしたりケガをしたり、保育園や学校でトラブルを起こしたり…先のことを考えるとつい不安になってしまいませんか?
でも、先のことは今不安がっても仕方のないことです。
特に疲れやストレスが溜まっているときにはネガティブになりやすく、先のことを考えるとどんどん不安になっていくので、今を楽しむことを考えましょう!
経済的な悩み
子育てには大きなお金が動きます。
本当はいろいろとやらせてあげたいけれど、経済的な理由で諦めることもあるかもしれません。
子供の希望に添えない無力感で落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、これは子供が「計画的にお金を使う」ことを学ぶ絶好のチャンス!
子供に経済状況を隠す親が多いですが、子供にもきちんとオープンにすることで、子供にお金の価値や費用対効果と言った価値観を身につけてもらうことができ、この経験は大人になってからとても役立ちます。
パートナーへの不満
家で何もやらないパートナーに、「子供よりも面倒」と苛立ちをおぼえることはありませんか?
やって欲しいことに気づいてもらえなかったり、手間を増やされると本当にストレスが溜まりますよね。
言ってしまうと喧嘩になるので、黙って耐えている方も多いかもしれません。
でも、パートナーは悪気があってそうしているのではないはず。伝え方を工夫すれば、ちゃんと協力してもらえるはずです。
育児で心が折れそうな時!まずはストレス発散
大人と話す
子供が小さければ小さいほど、子供との会話はどうしても子供主体になりがち。
すると、ママやパパのコミュニケーション欲求がだんだん満たされなくなってきます。
5分だけでも友達に電話して他愛ない話をするなど、しっかりと会話が成立する相手と話して気分転換をしましょう。
一人になる
子供が寝ているときなど、ほんのちょっとした時間でいいので、一人でボーっとしてみたり、大好きなスイーツを食べるなど、ホッと一息つける時間を持ちましょう。
リラックスするコツは、できる限り子供とは別の空間に移動し、自分自身に気持ちを向けること。
子育てしていると無意識に子供ばかりに意識が向いてしまいますが、自分自身に意識を向けるようにすることで、「親」ではなく「一人の人間」としての自分を取り戻すことができます。
瞑想してみる
ほんの2~3分でいいので、目を閉じて呼吸に集中してみましょう。
静かな場所でゆったりと楽な体勢で行うことが望ましいのですが、無理であれば赤ちゃんを抱っこしながらや、子供を寝かしつけているときでもかまいません。
目を閉じて鼻からゆっくり大きく息を吐き、ゆっくり大きく息を吸うことを10回くらい繰り返します。
このとき、吐く息と一緒に自分の中のモヤモヤした感情も一緒に吐き出し、吸う息と一緒にエネルギーやポジティブな気持ちを身体に取り込むイメージをすると、気分転換の効果が高くなります。
好きなものをお腹いっぱい食べる
子育てをしていると、どうしても子供が優先になってしまうので、思っている以上に自分の「我慢」が溜まってしまいます。
そんなときは、今どうしても食べたいものや、昔大好きだったものをお腹いっぱい食べてみてはいかがでしょうか?
「美味しい」という刺激や適度な満腹感は、リラックス効果が高まり、幸福感もアップします。
何かに集中してみる
短時間でもいいのでモノづくりなどの気軽にできる手作業に夢中になってみましょう。
子育てとは違ったことで頭をいっぱいにすることで、気分転換になります。
少し散歩をしてみる
子供と一緒にでもいいので、外に出て散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか?
風を感じたり自然に触れることで、お家とは違った気分を味わうことができます。
ゆっくり寝る
子供がいるとなかなか難しいかもしれませんが、心が折れそうなときは身体もとっても疲れています。
ゆっくりと睡眠をとり、身体も心もリフレッシュしましょう!
自分ケアをする
足をマッサージしたり、眉を整えたり…自分の気持ちがちょっぴり上がるようなお手入れをしてみましょう。
見た目が変われば、気持ちも明るくなります。
プラスアルファで折れそうな心を気分アップ!
子供をいつも以上に抱きしめる
抱っこで癒されるのは子供だけではありません。
肌と肌のふれあいは、ママやパパも癒されます。また、ハグには愛着を強める効果もあります。
子育てに疲れたときこそ子供をたくさん抱きしめて、「大好き」の気持ちを高めましょう。
SNSやブログで笑い飛ばす
子育てブログなどを読んでもいいですし、自分がつらいことをおもしろおかしく綴ってもかまいません。
心が折れそうなときにそれを笑い飛ばすことができれば、もう無敵です。
妄想する
「自分がこうなれば最高!」と思う状況を考えて、その妄想にどっぷり浸かってみてください。
どんなに無理な状況でも、あり得ない状況でも構わないので、自分が最高の気分に浸っていることを想像すると、本当に気持ちが元気になってきます。
まとめ
子育ては毎日のことなので、ストレスが解消されないうちにまたストレスが溜まって、もう何にストレスを感じているのかすらわからなくなってくることも多々あります。
そんなときは状況を変えようと無理にもがかず、心が折れそうな自分を受けとめて、まずはじっくりと自分をいたわってあげましょう。
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