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ピラティスで産前の体型を!産後 ピラティスはいつから始めるべき?

出産/妊娠
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産後に起こる身体の変化とは

ママの身体は10ヶ月の妊娠期間で大きく変化し、出産という大きな仕事を終えてとても疲れています。

ホルモンバランスも大きく変化するため、身体にも心にもさまざまな変化があらわれます。

骨盤の変化

妊娠中に分泌される女性ホルモンによって骨盤の骨を結合させていた靭帯がゆるみ、出産時、骨盤は最大限に開きます。

通常、骨盤は靭帯によって強力に固定されていますが、産後のゆるんだ靭帯は、個人差はありますが、平均1カ月ほどかけて本来の弾力を取り戻すので、この1カ月ほどの間は特に骨盤が歪みやすくなります。

骨盤が完全に閉じる産後6カ月頃までに骨盤を矯正すると回復もスムーズでしょう。

腹筋の変化

おなかが大きくなると上体を反らせた姿勢になり、背中から腰の筋肉は縮んだ状態が続きます。

これが腰痛の原因となります。おなか周辺の筋肉は赤ちゃんが大きくなるにつれて、伸びきって薄くなりペラペラの状態になります。

妊娠中、この状態が数カ月続くことで筋力が落ちるので姿勢が悪くなり、また骨盤を支えることができなくなります。

腹筋周辺には何層もの筋肉が集まっています。

特に腹横筋などのインナーマッスルを鍛えることで、筋力アップだけでなく姿勢もよくなり、動きやすい身体づくりができます。

子宮の変化

出産後胎盤が出ると、子宮は収縮し6~8週間かけて元に戻ります。子宮の収縮に伴い痛みがおこることがありますが、これを「後陣痛」といいます。

出産後2~3日は痛みを感じますが、痛みには個人差があり退院する頃にはほとんど感じなくなるようです。

また、出産によってはがれた子宮内膜、胎盤があった部分や産道の傷跡からの出血や分泌物のことを「悪露(おろ)」といい、子宮や産道の回復とともに減っていきます。

悪露は、産後の子宮回復のバロメーターなので、量や色、においなどをチェックしましょう。

乳房の変化

授乳に向けて、妊娠初期から乳房は変化し始めます。

妊娠中期かけて乳腺が発育し乳頭が発達するので、個人差はありますが、妊娠中に乳房が大きくなります。

胎盤が排出されると、妊娠を継続させる働きのある「プロゲステロン」などが急激に減少し、それとともに、抑制されていた母乳の分泌を促す働きの「プロラクチン」が作用しはじめ本格的に母乳が出るようになります。

また、ストレスや疲労、偏った食事などで起こる母乳のつまりや乳腺炎などにも注意したいですね。

ホルモンバランスの変化

妊娠中は女性ホルモンの「エストロゲン」と「プロゲステロン」の働きが活発になり、出産が終わると急激に減少します。

その代わりに母乳の分泌を促す「プロラクチン」というホルモンが増え、このように急激なホルモンの増減によって産後のホルモンバランスの乱れがおこり、抜け毛や肌荒れ、頭痛などの身体的な症状のほか、不安な気持ちになるなどメンタル面でも影響が出てきます。

赤ちゃんだけでなく、新米ママもお母さんとして生まれたばかり。赤ちゃんが寝ている時は家事などせずに、自分も横になって身体を休めたり、見てくれる人がいるときは預けるなどして、自分の時間も大切にしましょう。

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