ピラティスで産前の体型を!産後 ピラティスはいつから始めるべき?
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産後のエクササイズはいつからできるの?
産後は、出産による疲れと忙しい育児が始まり、ママの身体はとてもダメージを受けています。
産褥体操は比較的負担の少ないエクササイズで産褥期からでも行うことができますが、基本的に産後の運動は、産褥期を過ぎてから1ヶ月健診などで問題がないか医師に確認してから始めるのがよいでしょう。
産後2~6ヶ月頃は痩せやすい時期といわれていますから、無理のない範囲で軽いエクササイズから始めてみるといいでしょう。
産後のピラティス効果
出産によって、産後の身体は大きく変化しています。骨盤の開きや歪みや筋肉のゆるみ、ウエストやおなか周りのたるみ、腰痛などをピラティスで改善し、身体と心のメンテナンスをしましょう!
筋力アップ
妊娠や出産によって腹筋や骨盤底筋周辺の筋肉は伸びきっています。
ピラティスは、骨盤や肩甲骨、背骨などの骨格を正しい位置に戻し、本来の働きをするためのエクササイズなので、骨格と関連して動く筋肉や靭帯などにも作用します。
ピラティスが働きかける筋肉は、身体の外側にある筋肉ではなく「インナーマッスル」と呼ばれる身体の深層部にある筋肉で、身体をしっかり安定させる筋肉です。
骨盤周辺のインナーマッスルを鍛えることで全身の歪みが取れ、正しく身体を動かすことができるようになり筋力アップにもつながります。
おなか周りのインナーマッスルを鍛えることで内臓を正しい位置に持ち上げ、血液の循環がよくなり基礎代謝が上がります。
ピラティスのエクササイズは胸式呼吸をしながら行いますが、身体活動を司る交感神経の働きを活性化させることができるため、身体のより深い部分まで鍛えることが可能になるのです。
骨格が正しい位置に戻り、その上で骨盤周囲の筋肉を刺激していくことが、産後の体を回復させるのにとても重要になります。
骨盤の歪みを取る
出産で開いた骨盤は、産後3~4カ月かけて元の状態に戻ろうとしますが、左右交互に戻るため、赤ちゃんをだっこしたり、授乳やおむつ替えなどで偏った姿勢をとることで歪みが生じてしまいます。
産後6カ月頃には骨盤が閉じた状態に戻るといわれていますが、一度閉じると矯正するのが大変。産後、靭帯はとても柔軟なので、この時期に骨盤を正しい位置に矯正するのはとてもいいタイミングです。
骨盤が正しい位置にあることで、その周辺の筋肉や靭帯なども正しく動くのでボディラインを引き締めることができ、腰痛予防や冷え症改善にもなります。
姿勢を良くする
赤ちゃんが生まれると、育児などで無理な姿勢を取ることが多くなりますね。
産後、ママの身体は疲労困憊していて、骨盤や子宮など出産にかかわる身体の各器官も本調子ではありません。そのため、どうしても身体全体に歪みが生じやすくなっています。
その状態で、授乳やおむつ替え、だっこなど前かがみの姿勢ばかり取り続けていると姿勢が悪くなってしまい、骨格や内臓機能にまで影響してしまいます。
ピラティスで姿勢を良くすることは、身体全体の器官を円滑に働かせることにつながります。
気持ちのリフレッシュにも
胸式呼吸をしながら行うピラティス。
胸いっぱいに酸素を取り込んでインナーマッスルに意識を集中することで、自律神経の一つである交感神経が活発になります。
交感神経が優位になると、気分がシャキッとしてやる気が出てきますから、気持ちも切り替えられリフレッシュできますね。
育児中のママは一日赤ちゃんといることが多いので、どうしても気持ちの切り替えが難しいですね。ピラティスならスキマ時間でもできますから、リフレッシュできますよ。
まとめ
産後のママは、身体も心もいっぱいいっぱいの状態です。
育児や家事にあまり完璧主義にならず、自分も大切にしながら育児を楽しんでくださいね。
ピラティスを取り入れて自分の時間を過ごすことは、身体にも心にも素敵なご褒美になりますよ。
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